第6回「巫女っちゃけん。」
自分は何をするべきか――。戸惑いながらも成長していく女性を広瀬アリスが熱演。

映画好っきゃねん

第6回 「巫女っちゃけん。」

 舞台は福岡。何をやってもうまくはいかず、若気のいったりきたりに奮闘する若き巫女さんを広瀬アリスが熱演する、ユーモアたっぷりの青春編。

 

〈お読みになる前に〉
1.すべて個人の感想および妄想(?)です。 
2.時々、大阪弁が含まれます。アレルギーをお持ちの方は、この機会に克服したらエエんちゃう? 
3.まれに調子に乗り過ぎて、わけのわからん「なにこれ」原稿になっている場合がありますが、反省はしません。本人はすこぶる上機嫌なので、知ったこっちゃありません。 
4.お叱りは受けつけません。傷つきます(笑)。

 

バチ当たり?な巫女さんの奮闘を笑いとともに描く

広瀬アリスがおかしゅうて

 「絶対バチ当たるけんね」。もうこのセリフだけで笑えます。舞台は福岡の、とある神社。主人公は、その実家で巫女として働いていますが、実は巫女も神社も大嫌い。で、就活中なのですが連戦連敗。そんなある日、境内の片隅で寝泊まりしているらしい、まだ幼い少年を見つけます。父親の宮司は、これも何かの縁、親が見つかるまで預かると言い出し、彼女が世話をすることに。ところがこの少年、何を聞いても黙して語らず、正体不明。さらには、好き放題に暴れ回るヤツで、てんやわんやの大騒ぎに……。

 世間知らずのゆえか、やることなすことうまくはいかずに悪態をついてばかりいる、それでもめげない、ある意味元気な主人公に広瀬アリス。熱演すればするほどにおかしゅうて、おかしゅうて。少年役の新星、山口太幹も注目。脇を固めるリリー・フランキー、飯島直子らも、ええお味。

 

巫女っちゃけん
©「巫女っちゃけん。」製作委員会

 

共感する人も多いはず

 将来への夢と不安。若気のいったりきたりは、誰しも経験すること。今まさに、その最中の人もいるのでは。何やら訳ありの少年とその家族、巫女仲間との確執など、様々な人々との出会いに鍛えられ、大人への石段(神社ですんで)を上ってゆく姿に、共感を覚える人も多いんちゃうやろか。
 まあしかし、“まっとうな大人”に収まってしまうのもいかがなものかと……。アカンアカン、そんな不謹慎なこと言うたら、バチ当たりそうやけん。(岡井哲弥)

 

〈公開情報〉
 関西では、2月3日(土)から、シネ・リーブル梅田、イオンシネマ京都桂川ほかで公開。


〈筆者につきまして〉
主に朝日新聞の「アリーナ」映画面の執筆をしております。そもそも「朝日ファミリー」で映画担当になって……んっ、四半世紀ってか。んなオヤジのデジタルデビュー、好き勝手に書かせていただきますが、温かく見守ってやってくださいまし。





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