【伊丹偏愛日記】癒やしの餃子 「また、来ます」

 

 JR伊丹駅から阪急伊丹駅の中間ほどにある、年季の入った赤テントの店「餃子専門店大阪王」。カウンター9席のみのこぢんまりとした店で、メニューは餃子とビールだけ。男性客を中心に、友達同士で談笑したり、一人もくもくと食べたりと思い思いのひとときを過ごしている。

 

 

 店の近くにパチンコ店が密集していることもあり、店内では「負けた」「勝った」などの話題を耳にする。かくいう私も大学生の時にパチンコ店からの帰りに行き、その日のことをクヨクヨ言いながら一緒に行った友人と反省し合っていた。懐が少し、いや、だいぶ寂しくなり、心も寂しくなってしまった私を癒やしてくれた味だ。

 注文は一人2人前(12個)、520円から。白くテカテカと光る、いかにもこってりとした餃子を、ラー油を少し入れたタレに付けて一口で食べてみる。うまい。キャベツのシャキシャキとした歯ごたえの後に、豚肉のうまみが広がる。大学生の時に食べた頃と変わらず、正統派の餃子だ。数々の変わり種がある現代においては、むしろ貴重な一品のように感じる。

 餃子を平らげおなかがいっぱいになると、男性店員の「ありがとうございまーす!」の声を背にソロソロと店を後にした。また来ます。(西)

餃子専門店大阪王 伊丹店
伊丹市中央1-9-16 ℡072-773-0883
営業時間:11時~21時30分(L.O.20時30分)、売り切れ次第閉店

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 「伊丹偏愛日記」は、兵庫県伊丹市在住の「朝日ファミリー」社員が、伊丹という街のアレヤコレヤについて地元の人ならではの視点で紹介していきます。ご愛読ください。




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カテゴリ: 伊丹偏愛日記

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