【うちのブカツ自慢】Vol.9 箕面自由学園高等学校 家庭科部

相手を思うレシピ 選手権で優秀賞

選手権に出場した(前列左から)航太朗君、田村友悟君、濵田茉依さん、古川鈴奈さんの4人と、2年の部員たち

 箕面自由学園高校(豊中市)家庭科部の4人が、全国の中高生がオリジナルのレシピを競う「第6回オレンジページ×味の素 ジュニア料理選手権」のペア・団体部門で優秀賞を受賞した。

 「Passerelle(かけはし−絆−)」と題した料理は、能勢や池田でとれた野菜のソテーとミートソースを、リングシューの間にはさみ、華やかにマッシュポテトを上に飾った。ポテトには箕面で栽培されるユズを混ぜて地元を表現。3年連続出場し、初めて入賞した古川鈴奈さん(3年)は、「食べる人のことを想像して作り方を考えるのは楽しい。今までの料理の知識を生かすことができた」と話す。

 部員は3年が引退し、1・2年の35人。半数が男子で、初めて包丁を握った部員も少なくない。普段は料理本を見ながら主菜・副菜・スイーツなど2、3品を作る。夏休みには時間のかかる煮物やうどん打ちに挑戦し、学園祭ではカレー約400食分を仕込む。部長の田村友悟君(2年)は、「自分でお菓子を作ってみるとすごくおいしくて料理に目覚めました。いろいろ挑戦し、来年はグランプリを取りたい」と意気込む。

 


【ブカツこぼれ話】

 いざ取材に伺うと、とにかく男子部員の多さにびっくり! 家庭科部の活動は水・木・金曜の週3日。水曜にレシピ本を見ながら自分たちが作りたいメニューを決めて、食材の買い出しへ。木・金曜は決めたメニューを調理。ケーキやクッキーなどのスイーツ、ハンバーグ、パスタ、グラタン、豚のしょうが焼き、春巻き、みそ汁など幅広く作っています。

 女子部員は子供のころから料理が好きで、古川鈴奈さん(3年)や濵田茉依さん(2年)は、家庭科部に入りたくて今の高校を志望。将来は調理関係の仕事に就くのが夢だそうです。

 一方、男子部員には体育系の部活出身者が多く、入部してから初めて本格的に料理に挑戦したという部員も少なくありません。航太朗君(2年)の入部理由は「料理ができる男子はモテると思って」。一昔前のモテる部活と言えば、サッカーやバスケといったスポーツのイメージでしたが、「料理できる男子がモテる」という発想は時代の流れを感じますね。ちなみに、モテるようになったか尋ねると「まだ披露する機会が無くて……」と言うので、「大学生や社会人になったら料理男子はきっとモテるよ!」と力説しておきました。

「Passerelle(かけはし−絆−)」 (写真提供:オレンジページ)

 家庭科部は、夏の大会に出場する野球部へ応援の気持ちを込めてハヤシライスを振るまったり、毎年学園祭では一般のお客さんにカレーを作ったりするなど、学園全体や地域との“絆”という輪を大切に活動しています。今年出場したジュニア料理選手権に出品した料理も、その“絆”の輪をイメージして作ったそうです。部活を引退する3年生から「今後のクラブをよろしく」という思い、1・2年生からは「今までありがとうございました」という感謝の気持ちが込められています。

 今年は残念ながらベスト3を逃してしまいましたが、「来年も出場する!」と今からやる気満々です。来年はどんなレシピが生まれるか楽しみですね。

 

「第6回オレンジページ×味の素 ジュニア料理選手権」に出場した(左から)田村友悟君、濵田茉依さん、古川鈴奈さん、航太朗君



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カテゴリ: うちのブカツ自慢

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