【うちのブカツ自慢】Vol.12 神戸龍谷高等学校 JVC(ジュニアボランティアクラブ)

ネパールの子どもたちの教育を支援

募金箱や文房具の回収BOXを手にする部員たち

 神戸龍谷高校(神戸市中央区)のJVCは約50年前に創部し、現在約30人が所属する。活動の柱の一つがネパールの子どもたちへの教育支援で、「ブッダの生地に学校を!」をスローガンに2011年から始めた。毎月2回募金活動を行い、集めたお金は民間の支援団体を通じて、ストリートチルドレンを保護するケアハウスのソーラーパネルの設置や、ネパール大震災で壊れた小学校の再建などに使われた。

 知的障がい者団体との交流や地域イベントの手伝いなどにも積極的に取り組む。「鉛筆1本からネパールへの支援を」と校内で不用な文房具を回収し、ネパールの子どもたちに贈る「文具平等」も3年前から続けている。

 「中学の時は人づきあいが苦手だった」と話す宮内辰朗君(2年)。JVCの活動を通して人の役に立てることにやりがいを感じ、気が付けば夢中になっていた。募金活動では率先して声を出し、学外のボランティア活動にも参加している。

 次のネパールへの教育支援は、飲み水の環境改善。部長の堂園未紗さん(2年)は「現地では子どもたちが雨水を飲んでおなかを壊しています。消毒や運搬方法など問題点は山積みだけど、解決策を必ず見つけたいです」と話す。


【ブカツこぼれ話】

 2011年からスタートしたネパール教育支援。毎月第1・3土曜日のお昼ごろ、大丸神戸店の前で募金活動をしているそうです。年間募金目標金額はなんと40万円! できるだけ多くの人に募金活動を知ってもらうために、大きな声で呼びかけをします。「最初は原稿をそのまま読むだけだったけれど、慣れたら自分なりにアレンジをして工夫するようにしました」と宮内辰朗君(2年)。大切な部分は間を空けたり、ゆっくり言って伝えるようにしているそうです。

 

 村上絢音さん(1年)は、日本での募金活動にとどまらず、実際にネパールに行きたいとも思っているそうです。「今、JVCでは飲み水の環境改善について考えています。実際にネパールの人たちの生活を見ることができたら、新たな問題点や解決策が見つかるかも。彼らの生活環境改善に役立てるように、自分の目で見てみたいんです」と村上さんは話してくれました。

ネパール大震災で壊れ、再建された小学校。JVCが集めた募金は4階部分に使われた

 学校全体の取り組みとして「文具平等」も3年前から続いています。校内で文房具の寄付を募り、JVCが集まった文房具を仕分けします。文房具がちゃんと使えるかどうかチェックをしてから、民間支援団体を通じてネパールの子どもたちに贈られます。

文具平等の回収箱
贈られた文房具を手にするネパールの子どもたち

 ネパールの教育支援以外にも、知的障がい者団体との交流は20年近く続いています。バス旅行や卓球大会、プール実習、グラウンドゴルフ大会など月に1回ほど交流を行っています。また、デイケアセンターや養護学校への訪問やイベントの参加もしているそうです。

 JVCの活動は公式Twitterで不定期に紹介しています。またこちらもぜひご覧ください。




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
カテゴリ: うちのブカツ自慢

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