【うちのブカツ自慢】Vol.3 追手門学院大手前中・高等学校 ロボットサイエンス部

ロボット世界大会で部門1位に

ファースト・レゴ・リーグ世界大会に出場した(左から)多田遥香さん(高1)、赤井恒太くん(中3)、山本舞香さん(中2)、中本才門くん(中2)

 5月にアメリカで開かれたロボット競技の「ファースト・レゴ・リーグ」世界大会で、追手門学院大手前中・高校(大阪市)ロボットサイエンス部の4人がロボットデザイン部門の1位に輝いた。

 ブロックでおなじみのレゴ社の部品とプログラミングソフトで作ったオリジナルロボットの制御技術や仕様を競う大会で、世界80カ国から15万人を超える小中学生が参加。本選では各国の代表チームが「動物」をテーマに動物保護について英語での研究発表や「餌を動物に与える」などのロボット課題に挑戦する中、ロボットを動かす機構の緻密(ちみつ)さが評価され、デザイン部門で栄冠を勝ち取った。リーダーの多田遥香さん(高1)は、「海外のチームとの合同競技もあり、自分の思いを伝える難しさと大切さを学びました」と振り返る。中本才門くん(中2)は「失敗をして落ち込んでいると、海外の人が励ましてくれた。応援がすばらしかった」と笑顔を見せる。

 創部は2014年。宇宙ロボット開発を学びながら、レゴを使ったロボットなどを製作している。創部時は6人だった部員も今では約50人まで増えた。小さな部品一つひとつと向き合い、世界大会での総合優勝をめざす日々を送っている。

 


【ブカツこぼれ話】

 全国でも珍しいロボットサイエンス教育を授業に取り入れている追手門学院大手前中・高校。ロボットサイエンス部は、顧問の福田哲也教頭先生が同校に赴任した翌年、2014年に創部しました。宇宙をテーマにしたロボット教育活動を行い、宇宙開発について学習しながら、レゴ®マインドストーム®を使って、火星探査ロボットなどを製作しています。

 活動は月~土曜日に約2時間。チームごとに分かれ、ファースト・レゴ・リーグなど世界的なロボットコンテストの出場を目指して製作や練習に励みます。その他にも、小・中学生を対象にしたロボットセミナーも行い、小学生と一緒に大会に出場することもあるそうです。

 今回取材をしたチームリーダーの多田さんはロボットサイエンス部立ち上げ時のメンバー、赤井君と中本君は子どものころからレゴ®が好きで、ロボットサイエンス部に入りたくてこの学校を選びました。プログラミング担当の山本さんは、小学生の時にロボットセミナーに参加し、すっかりロボットの魅力にはまったそうです。

 4人が参加したファースト・レゴ・リーグ世界大会は、3つの発表(動物保護をテーマにした研究発表・ロボットの機構やプログラミングの工夫点の発表・チームワークをアピールする発表)と5回のロボット競技を行います。また、上位チームは最終審査発表もあり、福田先生いわく“世界一過酷なロボット大会”だとか。海外初体験の4人は、4日間アメリカに滞在し、色々な海外チームと交流をしました。大会期間中、友情の証しとして各チームの記念品をお互いにプレゼントしたそうですよ。

 

ファースト・レゴ・リーグ世界大会に持参したロボットの一部
追手門学院大手前中・高校が用意した記念のバッジ

 ちなみに、過酷な大会を勝ち抜いた4人は、日本に帰国した翌日からは定期テストというハードスケジュールもきちんと乗り切ったそうです。




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