【まなびタイムトリップ】Vol.24 園田学園中学校・高等学校 校長 石井稔先生

人生が大きく変わった中学校時代

 私が生まれ育った神戸市北区は引っ越してくる家庭が多く、学期始めにはいつも転校生がいました。中学2・3年の担任はクラスを大切にする先生で、仲間外れは絶対ダメと言い聞かせられました。私もよく転校生に声をかけ、勉強を教えることもありました。20代後半だった先生は、年上のいとこのような存在。毎年お正月には先生の家に遊びに行き、その付き合いは40年以上続きましたね。

 中学2年生の時、生徒会長に立候補することに。もともとは目立たない少年でしたが、恩師との出会いや学級の仕事をする中で、いつの間にか私の性格も変化していったんでしょうね。先生と生徒の間に立ち、交渉・調整するのが得意になっていました。

 私は生徒たちに「高校卒業から10年後、自分の力で生きていけるようになってほしい。そして社会的な役割をしっかりと果たしてほしい」と言っています。会社・組織・家庭など、役割の果たし方や場所は人によって様々。色々な経験を経て、まずはその役割を見つけてほしいですね。

 

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園田学園中学校・高等学校 校長 石井稔(いしい・みのる)先生

【学校データ】
創立1938年
生徒数:中学50人 ・高校759人(2016年5月現在)
校訓:明るく 清く 正しく 強く
2017年3月に新校舎が完成予定

 

 

 

 


【まなびこぼれ話】

 読書をしたり野原で遊んだりする、本人いわく“ごく普通の少年”だったという石井先生。小学校時代は、ルールを知らない状態で囲碁やマージャン、将棋を指す様子を横から見て、「あ、これはこういうルールなんだな。こう指せばいいのか」と分析するのが好きだったそうです。

 中学校からはお兄さんの影響で剣道部に所属。一度やり始めると、頑張ってしっかりと続ける性格で、結局大学まで続けたそうです。中でも高校は部員も50人以上いる強豪校。石井先生は渉外を担当し、合宿を先生たちの代が企画して始めたそうです。さらに、高校の修学旅行と新人戦の日程がかぶってしまい、学校側に「新人戦が終わってから修学旅行に合流させてほしい」と交渉するなど、中学校の生徒会長で培った交渉力を高校でも発揮していました。

 現在学校は夏休み中ですが、石井先生は毎日部活動の試合応援に大忙しです。つい先日も、北陸地方で開催されている全国中学校体育大会で運動部に声援を送っていました。




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カテゴリ: まなびタイムトリップ

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