【まなびタイムトリップ】Vol.4 仁川学院中学・高等学校 校長 田端孝之先生

得意なことを伸ばす努力が 苦手克服の原動力に

 男4人兄弟の3番目として育ちました。兄や弟は勉強ができたのに私はいつも平均点。ずっとコンプレックスがありましたね。でも社会は得意だった。特に歴史が大好きで、中学生の頃は父が買ってくれた日本史の百科事典をたくさん読みました。同じ頃、SF小説にも夢中になり、そのおかげか高校生の頃には現代文への苦手意識がなくなっていました。一つでも得意なことがあると自信が持てるし、苦手なことにチャレンジする原動力にもなる。今「勉強ができない」と悩んでいる人には「得意なことをもっともっと得意になりなさい」と伝えたいですね。

 実は英語もずっと苦手でした。神父として海外研修の機会を得た30代後半、どうしても英語を克服したいと思い、3年間アメリカへ。当初は「ロサンゼルス一孤独な人間だ」と感じるほど英語でのコミュニケーションを恐れていました。このままでは駄目だと思い、外国人が無料で学べる語学スクールへ。すると、そこではなぜか先生の話す言葉がよく聞き取れたのです。クラスには全く英語ができない人もいたけれど、みんなたくましく生きていた。その姿を見て気が楽になったんですね。先生に当てられたら大げさに表現し、みんなを笑わせることもできるようになった。楽しみながら学ぶ工夫をするうちに、英会話のコツをつかめるようになったのです。

 できなかったことができるようになると自分の可能性が広がります。苦手な水泳を克服したくて始めたトライアスロンは8年目。まだまだチャレンジの途中です。  

 

 

仁川学院中学・高等学校 校長 田端孝之(たばた・たかゆき) 先生

1961年長崎県生まれ。聖母の騎士高等学校、上智大学神学部卒業後、神父に。宗教科の教諭として仁川学院中学・高等学校に勤務。同僚らとバンドを結成しボーカルとして活躍。バレーボール部の顧問も務めた。2008年から現職。

 

 

 

 

【学校データ】

創立1950年 生徒数:中学264人、高校866人(7月現在) 建学の精神:「Pax et bonum(和と善)」

※2014年7月掲載




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カテゴリ: まなびタイムトリップ

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