佐渡裕指揮 トーンキュンストラー管弦楽団
5月、2年ぶりの日本ツアーを京都・大阪で

佐渡裕
「尊敬する師であるバーンスタインが作曲した曲と得意だった曲を披露します」と語る佐渡裕

 2015年9月にドイツの古語で「音のアーティスト」という名のトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任した指揮者の佐渡裕が5月、同楽団を率いて2年ぶりの日本ツアーを行う。関西では京都と大阪で異なるプログラムで公演する。
 就任から2年半の間に録音したCDは発売予定も含めて8枚。「バーンスタインの生誕100年なので、今シーズンは彼のゆかりの曲をウィーンでも演奏し、『バーンスタインへのトリビュート』というCDもリリースしました。日本にもその楽曲を持ってきます」
 京都ではバーンスタイン「キャンディード序曲」、ベートーべン交響曲第6番「田園」、ソリストにヴァレリー・アファナシエフを迎えてのブラームス「ピアノ協奏曲第2番」を披露。「メインが協奏曲という珍しい構成ですが、アファナシエフという現代のカリスマを迎えての大曲です。彼とは来日前にヨーロッパでも演奏しますが、それが初顔合わせなので楽しみ」
 大阪では映画で使われたバーンスタインの交響組曲「波止場」と「ウエスト・サイド物語」より「シンフォニック・ダンス」、そしてショスタコーヴィチの交響曲第5番だ。「ショスタコーヴィチは、僕がベルリンフィルデビューで演奏した曲でもあります。できれば京都も大阪も聴いていただきたい」
 当初3年の予定だった音楽監督の任期は22年まで延長されている。「110年の歴史を持つ楽団ですが、一言でいうと人間くさいオーケストラ。いい練習を重ねて濃度のある音になってきた。楽団員は日本が大好きなのでシェフ(音楽監督)が日本人でよかったなと思っていると思いますよ」と笑う。

5月12日(土)14時、京都コンサートホール・大ホール。19日(土)17時、フェスティバルホール。S席1万8千円ほか。詳しくはキョードーインフォメーション、℡0570・200・888。




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