追悼特別展 高倉健 西宮市大谷記念美術館で5月27日(日)まで

 「幸福の黄色いハンカチ」「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」「鉄道員(ぽっぽや)」「八甲田山」「網走番外地」。黙って背中を見せる健さん、静かに語る健さん、優しい表情を見せる健さん……、会場が彼の映像で埋め尽くされる。長年にわたって日本の映画界を代表する名優であり続けた高倉健を追悼し、映画俳優としての仕事を回顧する「追悼特別展 高倉健」が5月27日(日)まで西宮市大谷記念美術館(阪神香櫨園)で開かれている。2016年東京ステーションギャラリーを皮切りに、北九州、北海道を巡回しており、同館で7会場め、関西では唯一の開催となる。

 展覧会は映像が中心で、生涯で出演した205本の映画全てから抜粋した場面の映像を紹介する。残されたフィルムには経年劣化で見るのが難しいものもあったが、フィルムをデジタル修復するなどして、一部を見られるようにした。映像展示が中心のため、全ての展示を見るには2時間以上かかるという。合わせて、高倉健が所蔵していた台本や小道具、スチール写真、ポスターやプレスシートといった宣伝物などの資料類も展示する。
 俳優は映画という総合芸術を作り上げるスタッフの一人、と常にスタッフと共に現場に立ち、協同作業を大切にした表現者・高倉健の存在感や矜持が感じられる展示となっている。
 入場料は一般1,000円、高大生600円、小中生400円。問い合わせは℡0798・33・0164、西宮市大谷記念美術館へ。
http://otanimuseum.jp/exhibition_180407.html

「幸福の黄色いハンカチ」1977©松竹
   

「昭和残侠伝 唐獅子ボタン」
1966©東映

「鉄道屋(ぽっぽや)」1999
©「鉄道屋(ぽっぽや)」製作委員会

 なお、近隣の映画館では会期中に高倉健主演の映画を上映する。映画館と美術館のチケット相互割引制度も。
 ■CinemaKOBE 5月12日(土)~18日(金)「新幹線大爆破」「昭和残侠伝 唐獅子ボタン」2本立て
 ■元町映画館 5月19日(土)~25日(金)「飢餓海峡」 26日(土)~6月1日(金)「君よ憤怒の河を渉れ」




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