続く名曲に拍手喝采! 劇団四季創立65周年を記念する『ソング&ダンス 65 』8/19まで大阪四季劇場

 6月17日から大阪四季劇場(ハービスPLAZA ENT 7階)で公演が始まった『ソング&ダンス 65 』は、劇団四季の創立から65年の足跡と未来への道を描く大満足のステージだ。黒とゴールドを基調に、印象に残る赤を効果的に使い、上品でスタイリッシュな舞台を堪能できる。

 

 冒頭、純白に包まれた舞台で『ウェストサイド物語』の「サムホエア」が静かに、まるで祈りを捧げるように歌い上げられる。そして布を効果的に使った演出でダイナミックなコンテンポラリー・ダンスを展開する「ヴァリエーション23」。背景のスクリーンに創立期からの上演作のポスターが投影され、そこから先は流れるような進行で、次々にダンスと歌が繰り出されていく。

『ライオンキング』「彼はお前のなかに生きている」

 独唱の歌のパワーに背筋がゾクッ。スピーディーに舞台を縦横に駆け巡るキレッキレのダンスから目が離せない。『ライオンキング』のナンバー「彼はお前のなかに生きている」をはじめ、俳優・松島勇気が振り付けた『パリのアメリカ人』『壁抜け男』からの小粋なナンバーが続いた後、『ウィキッド』のエンカレッジ・ソング「自由を求めて」。余韻に浸る間もなく見事な転換で始まるのが、赤と黒に彩られたフラメンコのステージだ。官能を刺激する情熱のリズムで、女と男がまるで真剣に格闘技でもしているようなまなざしを交わしながら激しく踊る。構成・振付は、スペイン留学の経験もある俳優・多田毬奈が担当した。

 危険なまでに高まった大人のムードを一気に払拭したのはマリンバ2台とシロフォンを使った演奏パフォーマンス『アンデルセン』のオーヴァーチュア。俳優たちが、光るマレット(バチ)を手に持ちくるくると入れ替わり立ち替わり息の合った演奏を笑顔で披露。どれだけ練習したのだろう。そこから童話の主人公たちも登場する愉快なナンバーが続き、『リトルマーメイド』の世界へ。そして第1幕は『クレイジー・フォー・ユー』メドレーでご機嫌にフィナーレ!=写真右

 

 第2幕はディズニーミュージカル『アラジン』『美女と野獣』『ノートルダムの鐘』やアンドリュー・ロイド=ウェバーの『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』でめくるめく劇団四季の世界が繰り広げられていく。そして『ライオンキング』の「サークル・オブ・ライフ」が始まると、いよいよクライマックスへ。あっという間の夢の時間だった。

 

 

『アラジン』「理想の相棒―フレンド ライク ミー」
『ライオンキング』「サークル・オブ・ライフ」

 

 

 

 

 

 

 

 「ミュージカルでもない。ドラマでもない。まったく新しいエンターテインメント」として1999年に始まった『ソング&ダンス』シリーズ最新作について、構成・演出・振付を担当した加藤敬二は「創立65周年を記念する本作で最も大事にしたのは、“この65周年は我々だけではなく全国のお客様によって築かれた”という感謝の気持ちだ。この想いを、様々な名曲とダンスにのせて、お客様にしっかり届けていく」とコメント。その言葉通り、大阪公演終了後には12月23日(土)まで全国各地を巡演するという。

 

 

 大阪公演は8月19日(日)まで。料金(税込み)はS席10,800円、A席8,640円、B席6,480円、C席3,240円。予約は■WEB:SHIKI ON-LINE TICKET http://489444.com(24時間受付)■電話:劇団四季予約センター 0120・489444(10時~18時)

 【問い合わせ】劇団四季関西オフィス TEL06・4796・6600




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