【芸術の楽しさを子どもたちへ】伝統の話芸で「表現力」を磨く 若手落語家 神戸・宝塚で稽古

 神戸市立灘区民ホールが文化庁の助成を受けて開く「こども落語教室」は、灘区出身の落語家・笑福亭智之介さん(38)が講師を務める。

「なだっこ寄席」のチラシ
「なだっこ寄席」のチラシ

 3年前に始まり、毎年1~3月の土曜午前に1回90分、計6回の稽古を経て、ホールでの本舞台をめざす。

 初回は発声や道具の使い方を手ほどき。2回目以降は演目の台本を渡し、高座に見立てた簡易舞台に上がって一人ずつ、智之介さんが所作や言葉遣いなど、みっちりと稽古をつけていく。

 「子どもたちは上達が早く、家でも練習してくれるので本番までには、大人顔負けの完成度になります」と智之介さん。3年連続で参加する土井一真くん(12)は「同じ落語好きの友達に会えるのが楽しい」と話す。

 今年の「なだっこ寄席」は3月23日に開かれた。小4から小6まで8人が、200人を超える聴衆の前で、堂々と話芸を披露し、会場を沸かせた。

 智之介さんは、宝塚で夏休みに開く教室にも携わり、「落語を支えていく若い世代に、魅力を伝えていきたい」と意気込む。神戸、宝塚ともに今年度も実施を予定している。

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Information

笑福亭智之介のこども落語教室 2017年1月から全6回

会場:神戸市立灘区民ホール(阪神大石)

講師:笑福亭智之介

対象:小学4年生~中学3年生

参加費:3,000円

※2016年12月ごろに募集開始。内容は一部変更の場合あり。

電話 078・802・8555 神戸市灘区民ホール




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
カテゴリ: エンタメ

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