東広島・西条 日本酒の魅力感じて
映画「恋のしずく」 大阪で特別試写会 JR西日本は連携キャンペーンも 

 西日本を代表する酒どころ、広島県東広島市・西条を舞台にした川栄李奈初主演映画「恋のしずく」が完成し、舞台挨拶付き特別試写会(主催:朝日新聞社メディアビジネス局、協力:ブロードメディア・スタジオ)が10月5日、大阪市中央区の大阪商工会議所国際会議ホールで開かれた。350組700人がこの秋の注目作をひと足早く楽しんだ。映画は20日(土)全国で公開される。

舞台挨拶する瀬木直貴監督、小野塚勇人さん、石川達也さん(左から)

 日本酒の魅力にめざめたリケジョ(理系女子)を主人公に、歴史ある酒づくりと恋模様を描く青春ドラマ。西条の情緒ある白壁の町並みや豊かな自然も見どころだ。近年活躍がめざましい川栄李奈が、醸造学を研究し、恋に奥手な農業大学生を熱演。彼女が恋する蔵元の息子を小野塚勇人(劇団EXILE)が好演し、宮地真緒、小市慢太郎、本作が遺作となった大杉漣ら豪華俳優陣が脇を固める。「マザーレイク」などを手がけた瀬木直貴がメガホンを取った。

 舞台挨拶には瀬木直貴監督、小野塚勇人、さらに映画で酒造りを監修した広島杜氏組合長の石川達也さんが登場した。

 瀬木監督は「和食の世界を掘り下げたいと考えてきた。日本酒は2000年前に麹と水が出あい、神様に捧げられたもの。日本酒にやっとたどりつけました」と思いを吐露。小野塚は、従来は日本酒となじみが薄かったものの撮影を機に縁が深まったそうで、「クランク前に石川組合長から日本酒の楽しみ方を教わりました」とのエピソードも明かした。石川さんは「お酒を楽しく飲むには、気持ちよく飲むこと。映画を見て、皆でわいわいと酌み交わしてほしいですね」と笑顔で応えていた。

 西条は7月の西日本豪雨で被害を受けたが、小野塚さんは「たくさんの市民の皆さんに支えられて完成した作品です。広島をはじめ、全国の方に見ていただき、少しでも笑顔になっていただけるとうれしいです」とエールを送っていた。

写真提供(公社)東広島市観光協会

 西条では毎年恒例の酒まつりが今月初めに開かれるなど、観光による地域の復興に期待が高まっている。山陽本線は9月末までに全線が復旧。酒どころの玄関口、西条駅へは広島・三原両方面から在来線で行けるほか、山陽新幹線東広島駅も利用できる。

 JR西日本では、瀬戸内エリアの魅力を発信する「せとうちパレットプロジェクト」の一環として、映画「恋のしずく」とタイアップしたプロモーションを企画。スマートフォンアプリ「マイフェバ」を使い、西条の映画ゆかりの地や広島市内など対象スポット7箇所のうち、3箇所以上を巡ってチェックインすると、日本酒「恋のしずく」9本セットなどが抽選で当たる「恋のしずくチェックインラリー」を10月20日(土)~12月19日(水)に開催する。

 また、10月23日(火)~28日(日)にはJR大阪駅旧砂時計広場で、映画や東広島の観光情報を集めたPRイベントを開く。

 映画「恋のしずく」公式サイト http://koinoshizuku.com/

 JR西日本「せとうちパレット」 https://www.setouchi-palette.jp/

 




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