黒木瞳 ほれ込んで初監督作品「嫌な女」 6/25(土)公開

吉田羊(映画初主演)と木村佳乃 魅力全開のダブル主演

対照的な徹子(吉田羊、左)と夏子(木村佳乃)
対照的な徹子(吉田羊、左)と
夏子(木村佳乃)
(C)2016「嫌な女」製作委員会

 「あんたといると、自分がどんどん嫌な女になるわ」

 「あんたは昔っから嫌な女だよ」

 グサッと胸に突き刺さるセリフの応酬があるかと思えば、かたくなな心を温かく溶かしてくれる人生の先輩たちの心にしみる言葉が散りばめられ……。6月25日(土)の黒木瞳の初監督作品「嫌な女」は、どんより曇った梅雨空を吹き飛ばして元気をくれる必見作だ。

  「この作品を映画で観たかったから、監督をした。映画監督になりたくて監督をやった訳ではないんです」と公言してメガホンを取った黒木瞳監督。

撮影に臨む黒木瞳監督=2015年8月
撮影に臨む黒木瞳監督=2015年8月

 宝塚歌劇トップスター・大地真央の相手役として一世を風靡し、退団後、渡辺淳一原作の映画「失楽園」(1995年森田芳光監督)で大ブレイクしたトップ女優が、桂望実の原作「嫌な女」(光文社文庫)にほれ込み、映画化権を獲得。人気脚本家の西田征史に脚本を依頼したが、監督が決まらない。自ら監督となることは、そんな状況を打開するシンプルかつ“オトコマエ”な結論だった。

  いとこ同士の徹子(吉田羊)と夏子(木村佳乃)は性格が真逆。徹子には幼い時の夏の思い出がトラウマとなって残っていた。長じて徹子は堅物の弁護士に。夏子は男たちを手玉に取る詐欺師となって徹子の前に現れた。

 「婚約不履行で慰謝料を請求すると言われたけど、私、お金なんて払わなくていいわよね?」

 そこから徹子は、夏子の数々のトラブルの後始末に駆り出されることになるのだが……。

  徹子を演じる吉田羊の端正な横顔が、どことなく黒木瞳監督とダブって見える。そういえば今年初めのNHKのBSテレビドラマ「嫌な女」では、黒木瞳は徹子を演じたのだった……。夏子を演じる木村佳乃は、小悪魔的な魅力をこれでもかと見せつける。ともに、尊敬する先輩に起用された気迫がスクリーンいっぱいに弾け、本気の演技を見せている。

 何かに悩んでいる女性、スカッと爽快な気分になりたい女性は、ぜひ観てほしい。

夏子の晴れ晴れとした表情のヒミツは映画館で
夏子の晴れ晴れとした顔のヒミツは映画館で

 【上映劇場】

6月25日(土)から大阪ステーションシネマ、神戸国際松竹、MOVIXあまがさき、109シネマズ箕面ほかでロードショー公開




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
カテゴリ: エンタメ

あなたにおすすめの記事