【兵庫県立芸術文化センター】劇作家と脳内劇団が繰り広げるシュールな狂言 18日(月・祝)「花形狂言 2016」

「ポスターができた時、兄貴の遺影かと思いました」と記者会見で笑わせた逸平(右)に苦笑いした宗彦

 5年前から毎年1回、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで夏の公演を続け、過去4公演すべて完売した「HANAGATA」が、今夏の佐渡オペラを盛り上げる「マジカル・ミステリー・サマー・プロジェクト」に参入。7月18日(月・祝)に花形狂言2016「おそれいります、シェイクスピアさん」を披露する(全2回公演)。

 「HANAGATA」は茂山千五郎家の若手狂言師による人気ユニットで、現メンバーは正邦・宗彦・茂・逸平・童司の5人。本作は2001年に宗彦と逸平が2人で初演した作品で「演者が増えたため小佐田定雄先生に脚本をリメイクしていただきました」と逸平。

 戯曲の原稿が書けず苦しむシェイクスピアを演じるのは中世貴族風の衣装に身を固めた宗彦。原稿取り立て人の声に、劇作家の頭の中で戯曲の出演者たちが暴れ出し、劇中劇の狂言を繰り広げる。

 「日本の古典芸能の誰もが知っている場面やセリフをコントで絡めながら、掛け合いの面白さを味わっていただけます。本格的なシェイクスピア劇ファンには申し訳ない感じですが、ぜひ笑いに来てください」

 実は初演時の脚本は逸平をシェイクスピアに当て書きしたもの。それを覆したのは稽古中に、演出のわかぎえふが放った一言。「いっぺん逆でやってみて」。今回も演出はわかぎが担当。どんなハプニングが飛び出すか、大いに楽しみだ。

【公演情報】

 7月18日(月・祝)13時・16時。兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

 A3500円、B2,000円。

 http://www.gcenter-hyogo.jp




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
カテゴリ: エンタメ

関連記事