劇団四季『美女と野獣』11月12日(土)開幕 京都劇場を関西の拠点劇場のひとつに

 「もっといろいろな劇団四季の作品を、関西で観たい」――。

 大阪四季劇場で約3年半に及んだ『ライオンキング』ロングラン公演の観客から寄せられた声に応えようと、この秋、劇団四季が京都劇場を関西の拠点劇場に位置づけ、数カ月単位の長期公演を再び始動させる。

シャンパンから花火が噴き出るクライマックスシーン 撮影:荒井健 (C)Disney
ⓒDisney
シャンパンから花火が噴き出るクライマックスシーン
撮影:荒井健

 京都劇場でのリスタートの第1弾を飾るのは、ディズニーと四季が初めて提携したミュージカル『美女と野獣』。1995年秋、同じ作品を東京と大阪で同時に上演していくという“東西同時ロングラン”でも大きな話題を呼んで大ヒットした記念すべき作品だ。

  95年当時の大阪の上演劇場は、かつて堂島にあったMBS劇場(旧・毎日ホール)だった。ポットやティーカップ、燭台などに姿を変えた召使いたちが奇想天外なコスチュームに身を包み、まばゆい光に彩られた舞台で「お客様だよ」と歌い踊る「ビー アワ ゲスト」では、毎回手拍子が鳴り響き、その年の初めに阪神大震災を経験した関西に、大きな希望の灯をともしたミュージカルでもあった。

  8月22日に大阪で会見した吉田智誉樹代表取締役社長は『美女と野獣』の魅力を熱く語った。「エンターテインメントの雄・ディズニーが初めて演劇分野に進出した作品で、日本での上演権獲得には“東西同時興行”が大きな決め手になったと聞いています。95年の開幕時に、大阪で広報を担当していた私にとって大変思い出深い作品でもあります。生きている喜び、人間賛歌を大きなテーマに、舞台で花火が上がるなど、めくるめくイリュージョンにもあふれています」

  京都劇場では2003年6月~05年4月、09年4月~10年5月の2度にわたって『美女と野獣』を上演したが、大阪では初演以来公演はなかったので、関西での長期公演は今回が4回目となる。「今後、京都劇場は専用劇場ではなく、ある程度長期間お借りする形で公演していきます。来年には関西初登場の新作もご覧いただける予定です。ていねいに仕事してまいりたい」と吉田社長。

  『美女と野獣』の開幕は11月12日(土)。来年2月26日(日)までのチケットが発売中だ。

 予約は、劇団四季予約センターへ。フリーダイヤル0120-489-444 (10時~18時)

 インターネット https://www.shiki.jp/tickets/ または 489444 検索 (24時間)

 

美しく聡明な娘ベルは、野獣と化した王子の魂の美しさを見抜く 撮影:荒井健 (C)Disney
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美しく聡明な娘ベルは、野獣と化した王子の魂の美しさを見抜く
撮影:荒井健

 【あらすじ】ある寒い夜、一夜の宿を求める醜い老婆の願いを断ったために、野獣の姿に変えられてしまった王子と、城の調度品にされてしまった召使いたち。老婆(実は魔法使い)が渡した一輪のバラの花びらが散るまでに、誰かと相思相愛にならなければ、王子たちにかけられた魔法は永遠に解けないのだが……。

 




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