野村萬斎 一人語りに挑戦  祝祭大狂言会2017 4月にフェスティバルホール

 

 人間国宝の野村万作と長男・萬斎、さらに昨秋ダブル襲名を果たした茂山千作、千五郎らが顔をそろえる「祝祭大狂言会2017」が、4月22日(土)15時から、大阪・中之島のフェスティバルホール(地下鉄肥後橋)で上演される。フェスティバル・シティのオープンを記念し、関西を代表する芸術の殿堂ならではの大がかりな演出と照明で、伝統芸能を魅力を伝える。

2年ぶりの祝祭大狂言会に意気込みを話す野村萬斎=大阪市内で

 茂山一家が演じる「千鳥(ちどり)」は、太郎冠者(たろうかじゃ)と酒屋の駆け引きが楽しい作品。続いて上演の「奈須与一語(なすのよいちのかたり)」は、源平の合戦で、与一が扇を射落とした逸話をもとに、与一、源義経、後藤兵衛実基(ごとうびょうえさねもと)ら複数の人物と語り手を、萬斎が1人でどう演じ分けるのかに注目だ。

 後半の「唐人相撲(とうじんずもう)」は狂言の中で最も人数が必要とされる大作。中国に滞在する日本の相撲取りが、皇帝に帰国を願い出て起こるドタバタを、カラフルな装束やアクロバティックな相撲の技、唐音という架空の中国語での会話などで、ユーモラスに展開する。皇帝を万作、相撲取りを萬斎が演じる。

 1月に記者会見した萬斎は、「人間の弱さを笑い飛ばし、明日を生きる糧にするのが狂言の真骨頂。フェスティバルホールの大空間をフルに活用し、舞って、うたって、見せ場をたっぷりお届けします」と声を弾ませていた。

 S席8千円、A席6千円、B席3500円ほか。問い合わせ・申し込みは℡06・6231・2221、フェスティバルホール チケットセンターへ。




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