入場無料の英語公演「初心者のための上方伝統芸能ナイト」~山本能楽堂で9月9日(土)から今年度中に全4回

 90周年を迎えた国登録有形文化財の山本能楽堂が、今年度の文化庁文化芸術振興費補助金を得て「初心者のための上方伝統芸能ナイト」英語公演(計4回)を入場無料で実施する(要予約)。日本で働く外国人や外国人留学生たちに、日本の伝統芸能を気軽に味わってもらえるよい機会になりそうだ。

1927年に創設された山本能楽堂は、木造三階建の国登録有形文化財。戦災で焼失したが1950年に再建。2011年に文化庁による重要建造物等公開活用事業による大規模改修によって「現代の社交場」としてよみがえった

 「初心者のための上方伝統芸能ナイト」は、土曜の夜に大阪で育まれた伝統芸能~「能楽」「狂言」「文楽」「上方舞」「落語」「講談」「浪曲」「お座敷あそび」など~から3つ以上のジャンルを取り上げて、ハイライトを上演する10年間続いている人気企画。観客から3人の希望者を募り、舞台上でワンポイントレッスンを行う体験コーナーもある(どの芸能になるかは当日のお楽しみ)。

 8月19日には「上方歌舞伎」ジャンルから初めて片岡千壽が舞台に立ち、観客の男性2人、女性1人に女形の所作を伝授して拍手喝さいを浴びた。

 英語公演の初回は9月9日(土)。春野恵子の浪曲、玉田玉秀斎の講談、桂福丸の落語を英語で上演し、山本章弘ほかで能「羽衣」を上演する。

8月31日~9月3日にHEP HALL(梅田)で上演されるシンクロ演劇「キラメキ」では鬼コーチ役に扮するなど、活動の幅を広げている春野恵子
2016年秋に旭堂南陽改め四代目を襲名した玉田玉秀斎は、ロータリー交換留学生としてスウェーデンに1年留学した経験の持ち主
神戸市生まれの桂福丸は中学高校は灘、京都大学法学部卒。卒業後は英語落語を学び、アメリカ公演も。福丸の名は故・藤本義一氏が付けた
9月9日の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」英語公演で上演される能「羽衣」。こちらは成立時の日本語をそのまま味わう演目になる
「初心者のための上方伝統芸能ナイト」英語公演全4回を紹介する英語のチラシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2回目以降は〇12月16日(土)=春野恵子の浪曲、桂かい枝の落語、山本章弘ほかで能

〇2018年2月3日(土)=善竹隆司ほかで狂言、島之内「たに川」のお座敷遊び、桂かい枝の落語、文楽または素浄瑠璃(出演者未定)

〇3月3日(土)=善竹隆司ほかで狂言、桂福丸の落語、山本章弘ほかで能が予定されている。

 会場は山本能楽堂(地下鉄谷町4丁目)。各日とも18時開演(17時30分開場)。予約・問い合わせは山本能楽堂、TEL06・6943・9454へ。ホームページからも予約できる。

 

 山本能楽堂のホームページはコチラ http://www.noh-theater.com

 




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
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