三宅弘城 「そこにいる」リアル感を大切に
ナイロン100℃「ちょっと、まってください」 12月・西宮で

 劇作家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が主宰する劇団ナイロン100℃が3年ぶりの新作公演「ちょっと、まってください」を引っさげ、兵庫県立芸術文化センターにやって来る。

 奥深い脚本と緻密な演出で観客を引きずり込むナイロンの舞台。来年の結成25周年を前に、「劇団員とともに、少し年をとった今の我々にしか作り得ない舞台を」とKERAが編み出したのは、ホームレスと金持ちの家族がちょっとずつ入れ替わっていく話だ。“道化”が多い現代社会に、練り上げた笑いで切り込む。

1968年神奈川県生まれ。パンクコントバンド「グループ魂」ではドラマー「石鹸(せっけん)」の名前でも人気

 劇団の旗揚げから関わる三宅弘城は「実はまだ内容を詳しく聞かされてないんです。ただ、KERAさんと僕は芝居のシの字も知らない時から関係。KERAさんを信頼しているので、決めてかからず、新作ならではのドキドキ感を楽しみたい」と意欲を見せる。

 劇団は個性的な作品を重ねてきたが、メンバーの印象は「いたって普通ですよ」と三宅。そんな仲間が場面ごとに違う一面を見せることが刺激的で、ト書きを読むたびに、新しい自分との出会いにわくわくすると話す。

 「舞台は架空の世界だからこそ、俳優の『そこにいる』というリアル感を大切に演じ続けていきたい」

 12月9日(土)13時・18時、10日(日)13時、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール。7500円(全席指定)。℡0798・68・0255、芸術文化センターチケットオフィス。

 




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