川西出身の歌姫 中村恵理さんが佐渡オペラ初登場  何度演じても見ても面白い「フィガロの結婚」

 昨年11月にウィーン国立歌劇場デビューを果たした、川西市出身のソプラノ歌手・中村恵理さんが今夏「フィガロの結婚」のスザンナ役で、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラに初登場する。

KOBELCO大ホールの舞台に立つのは2007年のワンコインコンサート以来という中村さん

 中学生時代はトロンボーンを吹いていた。高2で遭遇した阪神・淡路大震災の被災者を励ます第九コンサートで「高い声出るやん!」と勧められ、声楽の道へ。大阪音大、新国立劇場オペラ研修所を経て2009年、英国ロイヤル・オペラ・ハウスでアンナ・ネトレプコの代役として主役デビュー。その後6年にわたりバイエルン国立歌劇場の専属歌手を務めた実力派だ。

 「歌手人生の節目にいつも『フィガロの結婚』がありました。大学院での初オペラで伯爵夫人、新国立研修所時代にはバルバリーナ、ロイヤル・オペラとバイエルンではスザンナを何度も歌わせていただきました。故サー・コリン・デイヴィスの『君が僕の最後のスザンナだね』という言葉は忘れられません」

 スザンナはフィガロの婚約者。「良識的な女性なのに、常に何かに巻き込まれ、他の出演者のキャラクターと化学反応を起こし、毎回違うドラマになる。だから何度演じても新しい発見があり、何度見ても面白いのだと思います」

 




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カテゴリ: ステージトーク

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