鈴木亮平さん  出身地・西宮の劇場で深い衝撃を与える舞台に挑む 「トロイ戦争は起こらない」に主演

 西宮市出身の俳優・鈴木亮平さんが10月、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールに初登場する。「幼少期から学生時代を過ごし、思い出がたくさんある街に大きな劇場ができたと聞いて、いつかその舞台に立ちたいと思っていました。いつも以上に素晴らしい作品にできるように、気合を入れて頑張りたい」と特別な舞台への抱負を語る。

阪神・淡路大震災当時は小学生。「発展の一環として地元が芸術に目を向けてくれたことが非常にうれしい」と鈴木亮平さん

 出演作はフランス近代演劇の不朽の名作「トロイ戦争は起こらない」。第1次世界大戦で兵役に就いた後、外交官から情報局総裁まで務めた小説家・劇作家のジャン・ジロドゥが、第2次世界大戦前夜の1935年に警鐘と祈りを込めて発表した作品だ。

 「僕は世界遺産や歴史に興味があって、大好きな古代ギリシャの話だと思っていましたが、台本を読むと、実際に描かれているのはその時代に形を借りた、現在も繰り返される戦争の形だと感じました。作者は戦争の裏も表も知り尽くした人物。なぜ人間は戦争を繰り返すのかという宿命的な問いに、演出の栗山民也さんと、素晴らしい共演者の方たちと共に答えを探っていきたいと考えています。ただの古い時代の物語というだけでなく、深い衝撃を与えられる作品になると思います」

 10月26日(木)27日(金)13時・18時30分、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール(阪急西宮北口)。A席8500円、B席5000円。電話0798・68・0255、芸術文化センターチケットオフィス。

 




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カテゴリ: ステージトーク

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