新幹線乗った時から九州旅気分 神戸の女子大生が「くまモン」の駅弁を企画

 山陽新幹線に乗った時点から、九州・熊本への旅気分を味わってもらおうと、神戸松蔭女子学院大学(神戸市灘区)の学生たちの提案から生まれた駅弁「くまモンのごちそう弁当」が、京都・新大阪・新神戸・西明石の各駅で、4月1日(金)から発売される。

 南九州と関西の交流促進と、関西から同地域への修学旅行需要の喚起をめざし、JR西日本と熊本県、宮崎県、鹿児島県が取り組む「ユニバーシティ・カレッジ南九州」の成果のひとつ。「カレッジ」は、神戸松蔭女子学院を含む5大学の学生が、中学・高校の教諭や生徒から修学旅行の現状を聞いたり、各地の食や農業、芸術、伝統工芸などの体験学習を通して、学生ならではの若い視点で南九州の修学旅行の魅力を再発見し、情報発信する取り組みだ。

旅が楽しくなる駅弁を企画した神戸松蔭女子学院大学「青谷ゼミ」の学生たち
旅が楽しくなる駅弁を企画した
神戸松蔭女子学院大学「青谷ゼミ」の
学生たち=大阪市北区で

 2015年度の成果報告の中で、新幹線に乗った時点から現地の雰囲気が楽しめる駅弁があれば中高生も楽しいのでは、との大学生からの提案があったのをきっかけに、山陽・九州新幹線相互直通5周年に合わせ、この弁当が商品化される運びとなった。

 熊本県大阪事務所と、駅構内で駅弁を販売する「淡路屋」が協力。熊本特産の牛肉「あか牛」のすき焼き煮、地鶏「天草大王」の旨煮など熊本を代表する2大肉グルメを中心に、サラダちくわ、生産量日本一のトマトなど、熊本ならではの食材がぎゅっと詰め込まれている。

 ご飯は「くまモン」をあしらった大きなおにぎりをセット。熊本県が売り出し中の「赤」でパッケージされた弁当箱は、蓋をスライドすると、くまモンが目を細めてにっこりを微笑み、顔が変化するように工夫されている。

 神戸松蔭女子学院大学人間科学部生活学科「青谷ゼミ」で学び、駅弁の企画に関わった森田恵美さん(新4年)は、「新大阪からワクワクして旅を楽しんでもらえればうれしい。私たちのアイデアも一緒に味わってください」と話している。

新発売された「くまモンのごちそう弁当」
新発売された
「くまモンのごちそう弁当」

 JR西日本ではこのほか、山陽・九州新幹線相互直通5周年、北陸新幹線開業1周年に合わせ、一部の駅で特別な駅弁を販売するほか、駅売店や車内販売で対象の駅弁を購入すると抽選で商品券や旅行券などが当たる「駅弁キャンペーン」を、4月1日(金)~9月30日(金)まで開催する。

 「くまモンのごちそう弁当」は1つ1000円。京都、新大阪、新神戸、西明石の各駅の「淡路屋」の駅弁店で発売。 (3月29日掲載)

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 熊本地震の発生にともない、九州新幹線は一時運休していましたが、4月28日までに全線で運転を再開しました。

 地震で被害を受けた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧と復興をお祈りいたします。  (朝日ファミリーデジタル 編集部)

 




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カテゴリ: グルメ

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