【つながるキッチン】福井県坂井市 へしこ巻き

郷土料理として生まれ変わった猪肉

 へしこは福井県に江戸時代から伝わる郷土料理で、サバを塩漬けにしてからぬか漬けにする、冬の保存食。漁師の言葉で漬け込むという意味の「へしこむ」が語源とされています。

 この海辺の伝統の調理法を用いて生まれたのが「イノシシのへしこ」です。坂井市はイノシシによる田畑の被害に悩んでいました。そこで、猪肉に郷土の技で新しい魅力を加えて県外に広めれば、有効活用できるのではと、2013年にへしこを研究している福井県立大学の教授とスターフーズが共同で開発しました。同社は焼き肉店や鹿肉などを使った加工品販売業を営んでいるため、食肉処理に長けています。鮮度が重要な猪肉を独自の方法で素早く処理をし、軟らかい口当たりを実現。また、ぬかに漬け込むことでうまみが増し、とろけるような食感になりました。

 猪肉は低カロリー、高たんぱく質でビタミンBやコラーゲンも豊富なので、女性に人気。今回は野菜をベーコンのようにへしこで巻きました。塩味が利き、味付けせずに作れます。パスタに入れてもおいしいです。

 

  へしこ巻き

イノシシのへしこ
イノシシのへしこ

【材料(2人分)】

野菜(カボチャ 幅約2㌢長さ約4㌢に切ったもの2個、エリンギ1本〈2等分〉、アスパラガス1本〈4等分〉、白ネギ 長さ約4㌢に切ったもの2本)、シソ2枚、エビ(中)2匹、鶏のササミ60㌘、イノシシのへしこ12枚、サラダ油適量

【作り方】

1.鶏のササミを二つに切る。カボチャは下ゆでをしてから切る。エリンギは十字の切れ目を入れておく。

2.野菜と、エビ、鶏のササミをイノシシのへしこで巻く。鶏のササミはシソと一緒に、アスパラガスは2本まとめて巻く。それぞれを、つまようじで留める。

3.熱したフライパンにサラダ油をひき、ふたをして弱火で2を裏返しながら火が通るまで焼く。

4.皿に盛って完成。

監修:松田 朗さん  Pizza Pasta & Wine アリオリオ(阪急岡本)店主


■ 製造・販売:有限会社スターフーズ ℡0776・82・7607(10~18時、水曜休み)

■ 価格: 50㌘ 972円(要別途送料)




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
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