【早春の京都】豪商の屋敷構えを今に 庭に季節の息吹 旧三井家下鴨別邸

 京都観光の新顔として注目されているのが旧三井家下鴨別邸だ。

 木屋町にあった豪商の別邸主屋を1925(大正14)年、下鴨神社近くに移築。木造3階建ての簡素な意匠ながらも、南に開けた庭園と一体となった開放的な造りや、北山や東山を一望する望楼を最上階に設けるなど、明治期の大がかりな屋敷構えが良好な状態で残されている。6年前に重要文化財に指定。京都市が管理し、昨年10月から1階の一般公開が始まった。

建物の前には苔地が広がる

 18世紀末から19世紀初めに原在正が描いた杉戸絵「孔雀牡丹図」は繊細な筆致と豊かな彩色が見事。広間ではお茶のふるまい(有料)もあり、庭を愛でながら春の息吹を探してみたい。

 JR京都からバス、または京阪出町柳から徒歩約5分。大人410円、中高生300円、小学生200円。10~17時。水曜休館。

 問い合わせは、℡075・213・1717、京都市観光協会。




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