深緑に上質さと懐かしさ JR西日本「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」 車両と外観を初披露

 JR西日本は2月23日、6月から運行を始める豪華寝台列車「TWILIGHT EXPRESS(トワイライトエクスプレス) 瑞風(みずかぜ)」の車両内部と外観を報道陣に大阪市内で公開した。

 車両の外観がラッピングを外した形でお披露目されるのは初めて。午前に開かれた記念式典には、同社の来島達夫・代表取締役社長、車両のデザインやインテリアを監修した浦一也、エクステリアを監修した福田哲夫、列車のアンバサダーを務めるバイオリニストの葉加瀬太郎の各氏が出席し、カウントダウンに合わせて除幕ボタンを押すと、深い緑色の車体に金色のエンブレムとラインを配した「瑞風」が車庫の中からゆっくりと堂々とした姿を見せた。

除幕ボタンを押すと深緑の車体が姿を見せた。写真右から、葉加瀬太郎、来島達夫・JR西日本代表取締役社長、浦一也氏、福田哲夫氏

 車両は10両編成。先頭車両は外に出て景色を眺めることができるのが特色で、5本線の流線形をした展望デッキと、丸いヘッドライト、往年のボンネット型車両を思い起こさせる運転室が、優雅な雰囲気をただよわせていた。

深緑の車体に金色のラインが優雅な雰囲気を醸し出す(JR西日本提供)

 来島社長は「多くの方のご協力のおかげで、西日本エリアの歴史、文化、伝統を車内からも感じていただける車両が出来上がりました。上質さの中に心温まる懐かしさとおもてなしを盛り込み、お客様に印象に残る旅をお届けしていきたい」と挨拶。浦、福田の両氏も「車内外の細部までこだわりを徹底しました。多くの人に愛される列車になるように願っています」と声をそろえていた。

 葉加瀬氏は、自身が作った瑞風のテーマ曲を初めて公開で演奏。「萩や尾道など各地を旅して発想を膨らませました。美しい風景の中を疾走する瑞風をイメージしてもらえれば」と期待を込めた。同曲は瑞風の車内などで使われるという。

瑞風をイメージした曲を初演奏する葉加瀬太郎さん

 この日は、プライベートバルコニーやバスタブ付きバスルームなどを備えた1両1室の「ザ・スイート」、大型窓で雄大な車窓が楽しめる「ロイヤルツイン」「ロイヤルシングル」のほか、著名シェフが監修するグルメが楽しめる食堂車やラウンジカー、展望車なども公開された。接客や調理にあたる車内クルーも発表された。

 「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は、山陽、山陰のどちらか片道を巡る1泊2日コースと、山陰、山陽を周遊する2泊3日コースを旅行商品として販売。6月17日(土)から運行を開始する。

車内クルーも登場し、撮影に応える関係者

※車両内部は後日リポートします。




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