ハスの花咲く 奈良・西ノ京3カ寺へ 「ロータスロード」で特別ご朱印めぐり

 美しいハスの花が咲く奈良・西ノ京の薬師寺、唐招提寺、喜光寺で、「奈良・西ノ京ロータスロード ~蓮とご朱印めぐりを楽しむ旅~」(同実行委員会主催)が6月10日(土)~8月16日(水)が開催される。古都に夏の訪れを告げる清らかな花を愛で、悠久の歴史にふれる町歩きが満喫できる。

美しいハスが咲く喜光寺(写真はイメージ) ※見頃は変動します

 近鉄西大寺から南へ徒歩約20分の阪奈道路に面した喜光寺は、高僧・行基菩薩が721年に開創し、この地で入滅した寺。東大寺造営の際に参考にしたとの伝承から、“試みの大仏殿”とも言われる本堂がそびえる境内は、髙次善勝副住職が自ら手を加える250鉢のハス(ロータス)が華やかに彩り、海外の珍しい品種も咲く。

 さらに南へ約20分歩いた唐招提寺は唐の高僧・鑑真大和上が開いた寺院だ。苦難を経て来朝した際に、数々の経典などと一緒に日本に持ち込んだとされる「唐招提寺蓮(赤・八重)」など3種が今も受け継がれ、約130の鉢と2カ所の蓮池が参詣者を迎える。

 10分ほど歩くと薬師寺にたどり着く。国宝東院堂をはじめとする壮麗な大伽藍が印象的な境内には、毎年約250鉢のハスが咲き、仏国土さながらの風景が広がる。7月からは復興された食堂(じきどう)が一般公開され、本尊「阿弥陀三尊浄土図」を中心に、全長約50メートルの大壁画に出合える(拝観料と別途500円が必要)。帰りは最寄りの近鉄西ノ京からが便利。

 ハスが最も美しく咲く時間帯に寺院を訪れ、朝粥の振る舞いや写経体験ができる早朝参拝も各寺別に計6回開催。7月29日(土)には僧侶と巡るウォーキングツアーもある(要予約、奈良市観光協会へ問い合わせを)。

 

 「三ヶ寺共通拝観券」(3,200円、3,000枚限定)を期間中、各寺の拝観受付、奈良市総合観光案内所などで発売中。特別朱印帳が付き、提示すると三カ寺の特別ご朱印が受けられ、ハスの花弁を形どった散華がもらえる。問い合わせは℡0742・27・8866、奈良市観光協会へ。

 

◆薬師寺 僧侶 根来穆道氏

 どんな環境でも美しい花を咲かせるハスは仏様の教えに通じるものがあります。奈良のすばらしさを感じてください。

◆唐招提寺 副執事長 石田太一氏

 ハスは生命力が強く、頑丈なところがハスの魅力です。自然豊かな境内で草木一切が躍動する夏を体感しませんか。

◆喜光寺 副住職 髙次喜勝氏

 西ノ京には奈良の原風景があります。香り高く、昔から大切に守られたハスの良さを広く伝えていきたいですね。




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