【笑いについて本気で考えてみた】おもろい店主を「総選挙」!?

笑い×商人

尼崎市大庄北にある食品ストア「生活広場WIZ」で昨年11月、「笑売人総選挙」が開かれた。

もとは市場内で個別に営業していた10店が阪神・淡路大震災後、スーパーマーケットのように一つに集まって営業を始めた同店。お金をあまり使わずに店の魅力を伝える方法を考えるうち、売り場ごとにいる商店主の、誰が個性的で一番おもしろいのかを利用客に投票してもらう「総選挙」を思いついた。

市の補助金も活用し、11人が〝出馬〟した選挙戦は、精肉店主がニワトリの被り物をしたり、酒店主が真っ赤な顔で飲んだくれていたりと、各自思い思いのポーズで納まったポスターが貼り出されて本格的なものに。商売への熱意を記した〝公約集〟も作成され、予想を超える千票近い票が投じられた。

見事1位になったのは、練り物コーナーを担当する打樋弘さん(72)。練り物一筋50年。次男に店を譲ったいまも毎日売り場に立ち続け、バナナやチョコレートを使った練り天を売り出すなど、愛嬌とアイデアが人気を集めたようだ。「ここに住んで68年。顔の広さには自信がありました。すり身に何を入れるかが腕の見せどころ。これからも売り続けまっせ」とニンマリ。

笑いが店を元気にし、地域とのつながりも強めている。(西本幸志)

打樋弘さん 生活広場WIZを運営する組合の代表理事。写真は選挙用のポスターと。「男前でしょ?(笑)」 ※サービスカウンターでこの記事を見たと伝えると、すてきな商品が当たる三角くじを1枚サービス。2月7日(日)まで
打樋弘さん
生活広場WIZを運営する組合の代表理事。写真は選挙用のポスターと。「男前でしょ?(笑)」
※サービスカウンターでこの記事を見たと伝えると、すてきな商品が当たる三角くじを1枚サービス。2月7日(日)まで

※2016年1月掲載




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カテゴリ: ライフ&アート

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