写真で!アートで!外国人が街の魅力を発信!!

 仕事や観光で日本を訪れる人が増え、今年も外国人を見かける機会が多くなりました。
彼らの目に、私たちの街はどう映っているのでしょうか。
 神戸と北摂で働き、街の魅力をインターネット(SNS)を中心に発信している2人に会いました。(畑美佑)

 

海と山でリラックス 神戸の“感動大使”に


 

ルイーズ・デンディさん 神戸市役所で広報専門官として働くルイーズ・デンディさん(28)はイギリス出身。母国の大学で日本語を学んでいた頃、初めて訪れた神戸の街に一目ぼれし、英語講師として6年前に来日した。「都会なのに海も山も近く、リラックスできる。故郷は海が遠くて平地なので、素晴らしさに感動しました」とルイーズさん。
 2015年から、外国人の視点で神戸の魅力を発信する仕事に携わる中、思いついたのが、もっと多くの外国人に手伝ってもらうこと。そこで昨年、市内に在住・在学・在勤する外国人を対象に「KOBE PR アンバサダー」事業を立ち上げた。1年の任期中、ツアーやイベントに参加し、感じたことを写真とともにSNSを通じて、外国語で発信してもらう。今年度は欧米やアジア出身の20・30代を中心に、25人が活動している。


 個人的には岡本(東灘区)が好きなエリアだと言い、「路地が狭く、可愛い雑貨店やスイーツ店も多い。今後も神戸を大好きな多くの外国人とともに、神戸の魅力を発信していきたい」と話した。

神戸市は「私の好きな神戸の春夏秋冬」をテーマにした外国人対象のフォトコンテストをインスタグラムで開催中。ハッシュタグ(#mykobeseasons)で検索すると投稿写真が見られる。

 

 

 

北摂の自然と暮らし 創作に新しい発想を


 

アシュトン・シモンズさん オーストラリア出身のアシュトン・シモンズさん(38)は、10年前に来日。関西学院が土曜日や夏休みに千里国際キャンパス(箕面市)で開く地域の小学生向けの講座で、デザインやアートを教えている。4歳から絵を始め、最近は日常生活で見聞きしたことをスケッチしたり、写真に撮ったりして、SNSに投稿することが多い。
 「通勤電車での人間観察や、サイクリングで出合ったおもしろい風景からインスピレーションを受けて作品にしています」とアシュトンさん。スケッチブックには独特の筆致が印象的な絵がぎっしりで、竹や相撲など日本の風物や文化を盛り込んだ作品も多い。「日本には興味深いものが多いので、それをアートとして発信したい。例えば盆栽には高級なイメージを持っていたけど、日本では無造作に玄関先に置かれていたりする。タケノコ農家など僕の国にはない職業があるのも興味を引きます」。北摂を自転車で走ると四季を感じられるのも良いと話す。


 今の目標はスケッチやキャラクターに物語を添えて絵本にすること。「たくさんの人に見てほしいけど、まずは2人の娘が喜んでくれるものを創らないとね」と笑った。




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