【笑いについて本気で考えてみた】「普通」じゃない人生のススメ

笑い×生き方

誰もが楽しく笑える社会をつくりたい。神戸市東灘区で、市民向けのイベントを企画する一般社団法人「リベルタ学舎」を主宰する湯川カナさん(42)は、そんな思いで2013年に団体を設立した。

大学時代にはインターネット事業大手「ヤフージャパン」の立ち上げに関わりながら、敷かれたレールの上を走るのは嫌だと、まもなく退社。長崎、東京、スペインを転々とし、7年前、神戸で暮らし始めた。「スペインから10年ぶりに帰国すると、街の人がみんな疲れた顔で驚いた。日本人は老後など先のことばかり考えすぎです」

「このままではアカン」と学舎を創設。女性たちが育児や働き方などを笑顔で語り合い、家族と仕事を両立できる新しいライフスタイルについて探ったり、山でまき割りをして体を動かし、都会の生活で疲れた心を癒やすといったイベントを月5回ほど開いている。

社会が激変しているのに、いい大学を出て、いい会社に就職するという人生モデルに、日本人はまだ固執していると、湯川さんは見る。「時代や社会によって『普通の人生』の基準は変わります。もっと今を楽しく生きる方法を一人ひとりが見つけ、自分のやりたいことが実現できる道を探す方がいいのでは」

今年はまちづくりを軸にした事業を始めるという。笑顔があふれる暮らしを、神戸から発信し続ける。(西本幸志)

湯川カナさん リベルタ学舎の代表。〝陽気な革命家〟。写真は同団体のキャラクター「COMA DO(コマド)」のTシャツを着て。「子どもが笑顔になれる未来をつくる!」
湯川カナさん
リベルタ学舎の代表。〝陽気な革命家〟。写真は同団体のキャラクター「COMA
DO(コマド)」のTシャツを着て。「子どもが笑顔になれる未来をつくる!」

※2016年2月掲載




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
カテゴリ: ライフ&アート タグ:

関連記事