河井寬次郎の名器を使って茶話会 6月3日(土)4日(日) 京都・祇園のギャラリーで

 大正から昭和にかけて活躍した陶芸家で、日本の民藝運動を起こした河井寬次郎さんのお孫さんで、河井寬次郎記念館の学芸員でもある鷺珠江(さぎ・たまえ)さんによる茶話会「河井寬次郎の器で茶話を楽しむ」(文化庁の「文化力プロジェクト」関西元気文化圏参加事業)が2017年6月3日(土)、4日(日)に京都・祇園町南側のギャラリー「空・鍵屋」で開かれる。

 

 両日とも①11時〜12時30分、②14~15時30分、③16時30分〜18時。各回定員10人、参加費8,500円。当日は個人的に鷺さんに残された抹茶茶椀、菓子器、皿などが実際に使われる。名器を自らの手に乗せ、口をつけ、愛でることができるという夢のような機会。茶道の心得が皆無でもOK、椅子席。

 河井寛次郎は島根県安来市出身。安来市では普段の生活の中で抹茶を点て、形式ばらないお茶の習慣がある。河井家では千客万来の客だけでなく、普段でも一日何服も抹茶を楽しんだ。その席に参加するような感じで開く気軽な茶話会。

 ジャーナリストの故・筑紫哲也さんは、河井さんを『新装版 河井寬次郎の宇宙』(講談社、河井寬次郎記念館編)の中で寬次郎さんを「僕にとっての永遠のヒーロー」と言い、将棋棋士の故・大山康晴十五世名人は「助からないと思っても助かっている」という寬次郎さんの言葉を座右の銘としていた。実際に祖父の横で、多くの言葉を聞いていた鷺さんから伺う数々の言葉も心に残ることだろう。

 会場となるギャラリー「空・鍵屋」は、河井家と縁の深い京菓子「鍵善良房」が運営する。同店の有名な「くづきり」の文字は寬次郎さんによるもの。本店には多くの作品が展示されている。当日は「鍵善良房」のお菓子のほか数種類のお菓子が供される。

 申し込みは先着順受付。メールinfo@qol-777.comかFAX050-3383-1385で。氏名、住所、電話番号、FAXまたはメールアドレスを明記して申し込みを。

 問い合わせは主催・QOL文化総合研究所(京都市上京区泰童町288)まで。℡075-414-1212。催しについての詳細はhttps://www.qol-777.com




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カテゴリ: ライフ&アート

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