【母娘のカタチ】 〝産育食〟のレシピを インターネットで発信

一緒にごはんを楽しむように 赤ちゃんと同じ栄養を分け合う

 親子の関係。それは子どもが生まれてからでなく、お母さんのおなかの中にいる時からスタートする。では、赤ちゃんの「食事」も、もっと早い段階から大切に考えてあげるべきでは? 株式会社みらいたべる(神戸市中央区)の小附孝さんは、そんな疑問から、赤ちゃんと母親が同じ栄養を分け合う妊娠・授乳期の母親の食事を「産育食」と名付け、インターネットなどで、レシピや栄養知識を発信している。

 「妊娠がわかると、『仕事はどうしよう』『この運動は大丈夫かな』など、目の前のことに追われ、食事を十分に考えられる時間がない人が多いんです」と小附さん。同社は産婦人科での食事サービスをしており、体重管理や貧血についての説明はあるものの、具体的に食をアドバイスする医師が少ないことに気づいた。昔は同居する母から娘へ食の知恵を伝える家庭も多かったが、いまは核家族化が進行。そこでインターネットでの情報発信を思いついた。

 10月は「長芋とトマトの煮干し味噌汁」を追加。煮干しに含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を高め、赤ちゃんの神経や免疫系の発育に役立つとの説明を付けた。他にも乾物野菜や缶詰、電子レンジなどを使い、短時間で作れる料理が充実している。

 「難しく考える必要はありません。赤ちゃんと一緒にごはんを楽しんでいると考えてもらえれば」と小附さん。

 6月には初めて「産育食レクチャー&実食会」を開いた。男性の参加もあり、少しずつ手応えを感じている。10月31日(土)11時から、宝塚市のピピアめふ(阪急売布神社)で2回目を催す。

 良い食習慣は、生まれてくる赤ちゃんへの初めてのプレゼント。食を考える一つのきっかけを与えてくれている。

 問い合わせは株式会社みらいたべる、℡078・251・0881。WEBサイトは「月とみのり」で検索。

※2015年10月掲載




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カテゴリ: ライフ&アート

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