代表的コレクションを一堂に アサヒビール大山崎山荘美術館で「20周年記念展」

 アサヒビール大山崎山荘美術館(京都府大山崎町)は、企画展「開館20周年記念 終わりなき創造の旅―絵画の名品より」を、6月5日(日)まで開催している。

 1996年4月にオープンした同館の20周年記念展。

 「終わりなき創造の旅」をテーマに、古今の作家たちによって繰り広げられてきた、創造にまつわる「旅」に焦点を当て、同館の所蔵品から名作を選び、芸術文化の振興に努めてきた20年間の活動を振り返っている。

特別展のチラシから
特別展のチラシから

 見どころは、フィンセント・ファン・ゴッホ(1953―1890)が新たに旅立ちの時に描いたとされる「農婦」や、パブロ・ピカソ(1881―1973)の「肘をつく女」などの著名画家の原点が伺える初期の作品のほか、アフリカ、オセアニアをはじめとする遠方からもたらされた美術品に創造の源泉を見出したアメデオ・モディリアーニ(1884-1920)の「少女の肖像」など、同館を代表するコレクションの数々だ。

 これらのほか、ヨーロッパ各地を旅し、印象を描きとめたクロード・モネや、ポール・シャニャック、マルク・シャガールらの風景画や、制作の新たな展開を求めた南米を旅した藤田嗣治の人物画、日本の浮世絵に影響を受けたエドガー・ドガ、オーギュスト・ルノワールらの作品も合わせて約20点が展示されている。

 東西の文化的融合を説いた陶芸家、バーナード・リーチの水墨画や、イギリスや沖縄で陶技を学んだ濱田庄司のやきもの、朝鮮古陶磁の研究家、浅川伯教と思想家・柳宗悦が朝鮮半島や日本各地で収集した工芸品70点も見応えたっぷりだ。

 「未来に向けた新たな一歩を踏み出します。節目となる展覧会をどうぞご覧ください」と同館。

 一般900円、大高生500円、中学生以下無料。

 月曜休み(祝日の場合は翌火曜日休み)。5月2日は開館。10時~17時(入館は16時30分まで)。

 JR山崎、阪急大山崎から徒歩約10分。

 電話075・957・3123(総合案内)。




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
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