神戸開港150年記念特別展 開国への潮流―開港前夜の兵庫と神戸― 8月5日(土)~9月24日(日)神戸市立博物館

 外国人居留地に建ち並ぶ洋館、闊歩する外国人男女……。「ハイカラ」神戸のイメージはいつ、どのようにでき、広がったのか。18世紀半ばから19世紀前半の激動の日本で、神戸港の変化、果たした役割を豊富な資料でたどる展覧会「神戸開港150年記念特別展 開国への潮流―開港前夜の兵庫と神戸―」が8月5日(土)~9月24日(日)、神戸市立博物館(JR三ノ宮、阪急・阪神神戸三宮)で開かれる。
 日本は、開国を迫る欧米諸国から否応なく国際社会の舞台へと引っ張り出され、国内では尊王攘夷運動の高まりによって江戸幕府が終焉を迎えようとする激動の時代にあった。兵庫(神戸)は、幕府が締結した通商条約によって箱館、神奈川(横浜)、新潟、長崎とともに開港場に選ばれたが、先に箱館、横浜、長崎が開港したことによる国内経済の混乱、尊王攘夷運動の隆盛、京都との距離の近さからくる朝廷の猛烈な反対などで開港は5年延期に。ただしこの5年の間に兵庫と神戸の港の近代化が進み、開港後の神戸の発展に結びついていく……。
 同展は神戸港開港150年を記念して、近年新たに発見された絵図や日記、写真など約100件の資料を通じて、開国・開港前後の歴史的潮流を国際環境や政治・外交に照らしながらたどる。
 10時~17時、月曜休館(ただし9月18日は開館、19日〈火〉休館)。入館料は一般800円、大学生600円、高校生450円、小中生300円。電話078-391-0035。

http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/main.html

レザノフ屏風 文化元〜2年(1804〜05) 守屋壽コレクション・広島県立歴史博物館寄託 提供広島県立歴史博物館
摂州神戸海岸繁栄之図 明治4年(1871) 長谷川小信 3枚続 神戸市立博物館

  関連して、以下の行事が開かれる。

 ■記念講演会「近代港湾の黎明」
 8月11日(金・祝)14時~15時半
 講師:高久 智広(同館学芸員)  
 会場:地階講堂
 定員:160名(当日先着順)
 ※聴講無料(ただし、同展観覧券が必要。当日13時から講堂前で入場整理券を配布)

 ■記念シンポジウム「神戸開港と港の近代化」
 9月3日(日) 13時~16時
 講師:後藤 敦史 氏(京都橘大学文学部准教授)
    添田 仁 氏(茨城大学人文社会科学部准教授)
    冨川 武史 氏(品川区立品川歴史館学芸員)
 司会:高久 智広(同館学芸員)
 会場:地階講堂
 定員:160名(当日先着順)
 ※聴講無料(ただし、同展観覧券が必要。当日正午から講堂前で入場整理券を配布)

 ◆サタデー・トーク(学芸員による展覧会の見どころ解説)
 会期中の毎週土曜日 14時~14時半
 会場:地階講堂
 定員:160人(当日先着順)
 ※聴講無料(ただし、同展観覧券が必要)

 同時開催は3階特別展示室1で南蛮・古地図企画展「絵画と地図で読み解く日欧交流」、1階ホールで神戸市指定文化財指定記念特集展示「神戸外国人居留地の設計図」。




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