【続報】「キセキの葉書」西宮特別上映会、大盛況~舞台挨拶で鈴木紗理奈さんのマドリード国際映画祭で外国映画最優秀主演女優賞を報告~

 西宮在住の童話作家・脇谷みどりさんの「希望のスイッチは、くすっ」を原作にした映画「キセキの葉書」の西宮特別上映会が、7月17日フレンテホールで開かれ、1,000人を超える人が一足早く鑑賞した。

 主催は脇谷さんが毎週土曜10時から放送中の番組「風のような手紙」でパーソナリティーを務めている西宮・芦屋のコミュニティーFM「さくらFM」。1日限り全4回の特別上映は関心を集め、3回目までの上映分は前売りで完売。1回目10時30分の上映の1時間前にはホール前に観客が多数並び、開場時間を早めるほどだった。

 

 映画のオープニングはJR西宮駅前から。脇谷さんの役を女優の鈴木紗理奈さんが演じる。フレンテ西館3階のさくらFMのスタジオでマイクに向かってリスナーにやさしく語り掛けるシーンから始まった。武庫川団地、武庫川河川敷、脇谷さんの娘さんが通う重度障がい者の地域活動拠点「青葉園」……なじみのある西宮の風景の中で物語が進む。

マドリード国際映画祭で外国映画最優秀主演女優賞を受賞した主演の鈴木紗理奈さん。娘役の八日市屋天満さんのこの表情は、原作者・脇谷さんも「娘にそっくりなんです」 ©「キセキの葉書」製作委員会
1日1枚のくすっと笑える葉書を郷里の母に送る。13年11カ月の間にその数は5,000枚に ©「キセキの葉書」製作委員会
母(赤座美代子さん)はいつしか娘の葉書を心待ちにするようになっていった ©「キセキの葉書」製作委員会

 初回上映後、沸き起こる拍手の中で、脇谷さんと映画のエグゼクティブ・プロデューサー新田博邦さんが登場して舞台挨拶があった。

 脇谷さんは団地の自宅の3軒隣にロケ用の“自宅”がそっくりにしつらえられたことや、娘さんを演じた6歳の八日市屋天満さんの“女優魂”を感じたエピソードなどを披露。「変な話ですが、自分の体験に基づいた映画なのに、他の人のお話のように“感動”してしまいした」と飾らない言葉で語った。

 新田プロデューサーは「映画のプロデューサーって何をしているのか皆さん不思議でしょうが、一番大切な仕事は『この話で映画をつくろう』と思い立つこと。原作を読んで、脇谷さんにお会いして映画化の許可をもらいました。キャスティングでは、関西弁が自然に話せる関西出身の人にこだわりました。ネットニュースで速報が出たのでご存じの方もあるかもしれませんが、昨日(7月16日)この映画で鈴木紗理奈さんはスペインのマドリード国際映画祭で外国映画最優秀主演女優賞を受賞されました」と報告すると、会場からどよめきの声と拍手が再び起こった。

家族のよき理解者として見守る隣人を雪村いづみさんが演じた(特別出演) ©「キセキの葉書」製作委員会

 ロビーでは、脇谷さんの原作サイン本や当日発売になったばかりの最新刊「晴れ ときどき 認知症」、さくらFMが開発した桜の香りのサイダー「さくら咲いたー」を販売。たくさんの人が買い求めていた。

 

 主催したさくらFMの北村英夫代表取締役社長は「ホールから観客の皆さんの思いがけない拍手が聞こえてきて、観終わった人が感激の涙で出てくる姿に、僕も涙腺が緩みっぱなしでした。脇谷さんはじめ普段から一生懸命やっている人たちが気持ちを一つにして、フレンテ西宮の皆さんの全面協力で、いい上映会ができて大満足の一日。こんなにうれしいことはありません」と話していた。

 

 映画「キセキの葉書」は今秋公開予定

 

【関西先行ロードショー】

 日時:8月19日(土)~25日(金)

 会場:布施ラインシネマ http://www.fuselinecinema.com/ TEL06・6782・2628

 特別鑑賞券(1,200円)発売中




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