「コロワ甲子園」がグランドオープン 地元密着スタイルで“再登板”
100回大会を前に高校野球写真展も 

 西宮市の阪神甲子園駅前に新しい商業施設「Corowa(コロワ)甲子園」が4月26日、グランドオープンした。スーパーマーケットの「イオンスタイル甲子園」をはじめ、飲食9店、物販55店が入居。「駅前快適」をコンセプトに、地域住民に加え、目の前にある阪神甲子園球場を訪れる野球ファンらも気軽で便利に利用できるショッピングセンターをめざしている。

阪神甲子園駅前にお目見えした「コロワ甲子園」。開店時には約1,700人が列を作った

 昨年10月に閉店した旧イオン甲子園店を三菱地所が中心になって全館リニューアルした。イオンは地下2階で新装して“再登板”。従来も地下で扱っていた食材や惣菜のほか、生活雑貨や家庭用品も一つのフロアで展開し、買いまわりしやすくした。さらに、自社運営による約200席のイートインスペース「甲子園フードパーク」を開設。球場隣接の立地を意識して、焼きそばやカレー、グリル料理など野球観戦にも適したオリジナルのメニューを強化し、店内で買った惣菜や冷凍食品をその場で食べることもできる。

 食品売り場では西宮や兵庫県の特産品が充実している。灘五郷の一つでもある西宮郷の清酒が40種類以上も並び、球場に持ち込みしやすいカップ形状のアルコールや飲料類の品ぞろえにも力を入れる。イオンスタイル甲子園の辻江秀雄店長は「全国のイオンで初めての挑戦もたくさん盛り込みました。新しい甲子園のスタイルを提案していきたい」と意気込んだ。

野球観戦のフードが充実する「甲子園フードパーク」=イオンスタイル甲子園で

 地下2階地上3階のフロアには、ホームセンター「ハウスデコ」、家電量販店「コジマ×ビッグカメラ」、手芸センター「グランドリーム」、ペットショップの「ひごペットフレンドリー」など、普段使いできる大型店舗がずらり。開店早々訪れた買い物客は、各店が用意したオープン記念の福袋や特価品を次々を買い求めていた。5月下旬にはファッションセンター「しまむら」なども続けてオープンする。

5月6日(日)まで開催の「第100回全国高校野球選手権記念大会開催記念 報道写真展」

 また、2階特設コーナーでは「第100回全国高校野球選手権記念大会開催記念 報道写真展」(主催:朝日新聞社、後援:全国高等学校野球連盟)が始まった。前身の全国中等学校優勝野球大会から数えてこの夏で第100回大会を迎えるのを前に、朝日新聞社が所蔵する貴重な資料から選りすぐった50点の写真を展示。試合の白熱シーンはもちろん、応援風景、活躍した選手たちを、当時の世相をまじえて紹介している。

 西宮市の30代男性は「地元ファンでも知らないことが多く楽しめました。今年の夏が待ち遠しいですね」と熱心に見入っていた。写真展は5月6日(日)まで。観覧無料。

 コロワ甲子園は半径3キロの約28万人を商圏に、年間で売上130億円、約700万人の来館を見込む。オープニングセレモニーに出席した荒澤宏治館長は「毎日使っていただき、生活の一部となる身近な施設をめざし、頑張っていきたい」と話していた。

オープニングセレモニーには西宮市観光キャラクター「みやたん」が駆けつけた



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カテゴリ: 地域

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