わが街が盛り上げる「100回目」の夏!
第100回全国高校野球選手権記念大会 8月5日(日)開幕

 この夏、第100回を迎える全国高校野球選手権記念大会(主催:朝日新聞社、日本高等学校野球連盟)。歴史的な節目を前に、全国から高校球児を迎えてきた地元の兵庫と大阪でも例年以上の盛り上がりが見られます。式典誘導係を務める市立西宮高等学校と、“高校野球発祥の地”のPRに力を入れる豊中市の話題を取材しました。 (畑 美佑)

 

西宮:70年の伝統 プラカードガール 大会支える「甲子園の花」

 夏の甲子園の開会式。各出場校の先頭に立ち、プラカードを手に行進するのは市立西宮高等学校の女子生徒たちだ。第31回大会(1949年)から務める。“プラカードガール”などの愛称で知られるこの「式典誘導係」には、プラカード係のほかに、国旗&大会旗を持つ係、歴代優勝校旗を持つ係、組み合わせ抽選会を補助する係があり、同校内での選考会で応募した1、2年生の中から選ばれる。競争率が約2倍にもなる選考会はプラカードに見立てた竹の棒を持って歩き、姿勢やリズム感を重視。選ばれた生徒は、みっちり2日間にわたる全体練習を経て本番を迎える。

第99回大会の開会式で行進する女子生徒ら=市立西宮高校提供
第99回大会の開会式で行進する女子生徒ら=市立西宮高校提供

 「スピードや歩幅に気を付けながら、姿勢はまっすぐ、足をしっかり前に出して歩くことをアドバイスします」と話すのは指導歴22年目の青石尚子(ひさこ)先生。式典誘導係に憧れて同校をめざす生徒も少なくない。「西宮高校が式典誘導係を務めるのは今年で70回目ですが、これまでに3世代や4姉妹で務めた生徒もいます。先輩たちがきちんと役目を果たしてきたからこそ今があるということを忘れないようにしたいですね」
 今年は合計134人が記念の大会に関わる見込み。開会式では、晴れやかな球児の雄姿とともに、彼女らの行進にも注目したい。

 

豊中:高校野球発祥の地 “応援団長”や写真展で熱く

昨年リニューアルされた高校野球発祥の地記念公園
昨年リニューアルされた高校野球発祥の地記念公園

 全国高校野球選手権大会の前身である第1回全国中等学校優勝野球大会は、1915年に豊中市玉井町にあった豊中グラウンドで始まった。その後、西宮市の鳴尾球場を経て、第10回大会からは阪神甲子園球場での開催に。豊中グラウンドの跡地は昨年、「高校野球発祥の地記念公園」として生まれ変わり、第1回大会からの歴代優勝校・準優勝校名を刻んだプレートが並ぶ。
 昨年、豊中市長から「高校野球発祥の地・豊中市 応援団長」に任命された高校野球大好き芸人、かみじょうたけしさんも、ぜひ訪れてほしいスポットとして同公園をすすめる。「そこに立つだけで長い歴史を振り返ることができてとても感慨深い。大好きな豊中の街から始まった歴代球児たちの熱闘に、思いを馳(は)せながら歩いてもらいたいですね」

かみじょうたけしさん
高校野球発祥の地・豊中市 応援団長 かみじょうたけし さん
J:COM「かみじょうたけしのジェイコムアワー」などにレギュラー出演中!

 豊中市は「高校野球発祥の地・豊中 選手権100回大会記念展」を8月5日(日)~25日(土)、豊中市立文化芸術センター(阪急曽根)で開く。写真パネルなどを展示する。入場無料、10〜19時、月曜休館。




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