新駅名は「南吹田・JR淡路・城北公園通・JR野江」
JRおおさか東線 来春全線開業で新大阪に直結

 JR西日本は、来年春に開業する「おおさか東線」の北区間に新設する4駅の駅名を発表した。

 開業するのは新大阪(大阪市淀川区)から放出(はなてん、大阪市鶴見区)までの11.1キロ。吹田市南部と大阪市東部を南北に縦断する城東貨物線を旅客化し、北から順に、南吹田、JR淡路、城北公園通(しろきたこうえんどおり)、JR野江の4駅ができる。鴫野からは学研都市線と並行し、放出につながる。

JR西日本はおおさか東線の新駅名を発表した。写真右が川井正・大阪支社長=7月25日、大阪市北区で

 4駅とも高架上に8両編成に対応する相対式ホームが2面作られ、エレベーター、エスカレーターが設置される。駅舎は各駅の地域の特徴や歴史をふまえてデザイン。南吹田は近くを流れる神崎川と水路の風景を、JR淡路は平安時代に菅原道真が中洲だった同地を淡路島と間違えて上陸したとの言い伝えにちなみ、川の流れと地形などを表現した。また、各駅にイメージカラーも設定。周辺に梅の名所もあるJR淡路は、コンコースやホームに梅の花を連想するピンク色が多く使われている。

開業に向けて準備が進むJR淡路駅が報道陣に公開された=JR西日本提供

 大阪都心から放射状に伸びる私鉄や地下鉄と連絡。JR淡路で阪急、JR野江で京阪、大阪メトロと乗り換えでき、各線から新幹線の利用が便利になる。城北公園通(大阪市旭区)の周辺地区はこれまで鉄道駅が遠く、バス利用が中心だったことから、地域の利便性向上が期待されている。

 「おおさか東線」は放出から久宝寺(八尾市)までの南区間9.2キロが2008年に開業済み。鴫野、放出で学研都市線、久宝寺で大和路線と接続し、新幹線から観光地である奈良方面への移動がスムーズになりそうだ。

 JR西日本は新たな4駅で5万人の乗降を見込む。京阪神の他の近郊路線と同じ運賃体系を適用し、南吹田~新大阪は120円、大阪は160円、JR淡路~新大阪は160円、大阪は180円(いずれも片道、大人)など、“安さ”もアピールしていく方針だ。運行ダイヤや所要時分は順次発表する。

 JR西日本近畿統括本部大阪支社長の川井正さんは「大阪の南北のアクセスが改善することで地域のにぎわい作りに貢献したい。新線の開業で新大阪の拠点性が高まり、南吹田駅周辺なども住宅地として注目されると予想します。未来に向けて夢が広がる路線となるように万全に準備を進めていきます」と話していた。

JR西日本が作成した路線図



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カテゴリ: 地域

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