【見つけた!地域力】「ツール・ド・カワニシ」を夢見て

チーム代表の栂尾大知さん(右)とジュニアユースの選手たち。コラッジョとはイタリア語で「勇気・度胸」の意
チーム代表の栂尾大知さん(右)とジュニアユースの選手たち。コラッジョとはイタリア語で「勇気・度胸」の意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自転車ロードレースのプロ選手として活躍してきた栂尾大知さん(31)が、昨年1月、「コラッジョ川西サイクリングチーム」を立ち上げた。川西市を拠点に23歳以下の若手育成を軸に活動し、いまは選手約10人が栂尾さんの指導を仰ぐ。メンバーのうち、川西市出身の下島将輝さん(22)が国内最高峰とされる「Jプロツアー」に参戦するプロチームに移籍を果たしたほか、中高生のジュニアユース世代からアジアチャンピオンも誕生するなど、さっそく成果が上がり始めている。
「とてつもない吸収力で伸びる選手ばかり。ジュニアからトップへ、いずれは世界を目指せるステップアップ式のチーム作りに取り組んでいます」と栂尾さん。選手には、技術はもちろんスポンサーへの感謝の大切さを説いて徹底させる。プロ経験が長い栂尾さんならではの方針だ。
「地域密着」にも重点を置く。地元企業と連携し、選手が協力企業で働きながら競技に取り組める”里親企業制度”をこの1年で確立させた。「働き先を確保できず、若くして競技を断念した選手をたくさん見ている。不安なく競技に向き合える環境作りも若手育成の一環です」
神奈川県に生まれ、5年前から川西に住む。練習に適した起伏に富む地形や、親しみやすい雰囲気も相まって、いずれは永住したいと思うほど、この街を気に入っている。「川西を自転車の街に」を念頭に地域に溶け込み、協力者の輪も着実に広げてきた。取材中も、自転車を通した街づくり貢献へのアイデアを次から次へと飛び出す。市内公道を市民が自転車で走る「ツール・ド・カワニシ」の開催が、大きな夢だ。




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