茨木の総持寺 千手観音像ご開帳と西国霊場お砂踏み 古式ゆかしい山蔭流庖丁式も

 茨木市にある西国第二十二番札所「総持寺」は4月15日(土)~21日(金)、西国三十三所草創1300年記念事業の一環として、秘仏のご本尊「千手観音像」の開帳し、西国巡礼と同じ功徳が授かると伝わる「西国霊場お砂踏(すなふみ)」を開催する。

ご本尊「千手観音像」(秘仏)

 「千手観音像」は平安時代の作で、観音様が亀の背に立つ珍しい姿をしており、総持寺を開基した藤原山蔭が幼年時に淀川に落ちた際、亀に命を助けられたため、総持寺の建立を発願したことに由来している。

「西国霊場お砂踏」の様子

 「お砂踏」は、西国三十三所境内の砂を収めた白布を足元に踏みしめながら、各札所のご本尊の御影を拝むことで、一度の参拝で三十三所を巡礼したのと同様のご利益が受けられるとされる。

 拝観料は500円。9時~16時30分。

4月18日に開かれる「山蔭流庖丁式」

 また、4月18日(火)正午からは、全国の調理師が集まり、包丁さばきの妙技を奉納する伝統の「山蔭流庖丁式」が開かれる。古式ゆかしい装束に身を包んだ調理師が、鯉や鯛などに一切手を触れずに包丁と真魚箸(まなばし)を使ってさばく。総持寺を開基した藤原山蔭が平安時代に光孝天皇の命で、宮中の料理作法を大成し、我が国の「庖丁道の祖」とされていることにちなみ、毎年この日に執り行われている。

 西国三十三所では草創1300年を記念し、“お寺スイーツ”を楽しみながら巡礼する「スイーツ巡礼」が実施中で、総持寺ではオリジナルとして、「亀の恩返し(さくら花林糖)」「亀の恩返し(梅かりんとう)」を5月いっぱい発売している。




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