親鸞聖人生誕850年
特別展
主催:朝日新聞社
特別協力:真宗教団連合
浄土真宗を開いた親鸞聖人(1173〜1262)の生誕850年にあたる2023年春、特別展「親鸞 生涯と名宝」(京都国立博物館、朝日新聞社など主催)を京都国立博物館(京都市)で開催します。その90年の生涯と、今も多くの人々を魅了してやまない教えを改めて伝えるため、自筆の名号・著作・手紙をはじめ、彫像・影像・絵巻など浄土真宗各派の寺院が所蔵する法宝物を一堂に集めて展示します。展覧会に先駆けて、親鸞聖人の求道と伝道の生涯への理解を深めてもらえるよう、浄土真宗の僧侶をはじめ、親鸞聖人に強い思いを持つ研究者、文化人を招いて、浄土真宗の寺院を会場に講演会を開きます。
京都市下京区諏訪町通六条下る上柳町199番地
登壇者
釈 徹宗氏(相愛大学学長)
英月氏(真宗佛光寺派大行寺住職)
二階堂 和美氏(浄土真宗本願寺派大龍寺住職)
露の団姫氏(落語家・天台宗道心寺住職)
京都市下京区堀川通花屋町上る柿本町600番地1
〈西本願寺北側〉
登壇者
釈 徹宗氏(相愛大学学長)
中島 岳志氏(東京工業大学教授)
※両日とも参加費:無料
(事前申し込み制・抽選)
定員:100人
応募者多数の場合は抽選。当選発表はEメールでの参加証送付をもって代えさせていただきます。
※ご登録いただいた個人情報は、ご本人の承諾なく本シンポジウムの実務目的以外には使用いたしません。
※今後の新型コロナウイルス感染症流行の状況によりやむを得ず、講演の一部をリモート出演、もしくは開催を中止とする場合があります。
登壇者プロフィール
●釈 徹宗(しゃく・てっしゅう)氏
相愛大学学長
1961年大阪府生まれ。大阪府立大学大学院博士課程修了。相愛大学学長、宗教学者、浄土真宗本願寺派如来寺住職、NPO法人リライフ代表。論文「不干斎ハビアン論」で涙骨賞(第五回)、『落語に花咲く仏教 宗教と芸能は共振する』(朝日選書)で河合隼雄学芸賞(第五回)、また仏教伝道文化・沼田奨励賞(第五十一回)を受賞。主著に『歎異抄 救いのことば』(文春新書)、近著に『喜怒哀楽のお経を読む』(朝日選書)など。
●英月(えいげつ)氏
真宗佛光寺派大行寺住職
1971年生まれ。情報報道番組でコメンテーターを務めるほか、バラエティー番組、ラジオ番組などに出演。毎日新聞で映画コラム「英月の極楽シネマ」を連載中。国内外にて講演多数。近著は『二河白道ものがたり:いのちに目覚める』(春秋社)。『お見合い35回にうんざりしてアメリカに家出して僧侶になって帰ってきました。』(幻冬舎)は、翻訳され台湾でも出版された。
●二階堂 和美(にかいどう・かずみ)氏
浄土真宗本願寺派大龍寺住職
1974年生まれ。広島県大竹市在住。シンガーソングライター。1997年より本格的に音楽活動を開始。スタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』(2013年)では主題歌「いのちの記憶」を作詞作曲し歌う。C Dは代表作『にじみ』(2011年 P-VINE)ほか、カバー、国内外のアーティストの共作など、現在までに約20作を発表。CM歌唱も多数。著書に『負うて抱えて』(晶文社)。
●露の団姫(つゆのまるこ)氏
落語家・天台宗道心寺住職
1986年生まれ。上方落語協会所属の落語家。第6回繁昌亭輝き賞。第54回なにわ藝術祭新人賞等。年間250席以上の高座を務めながら、仏教のPRのためテレビ・ラジオでも活動中。著書に『プロの尼さん』(新潮社)、『お釈迦さま物語』(春秋社)など。2011年、天台宗で得度。2012年、比叡山行院で四度加行を受け正式な天台僧となる。2021年7月、天台宗道心寺を建立。
●中島 岳志(なかじま・たけし)氏
東京工業大学教授
1975年大阪府生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』(白水社)で大佛次郎論壇賞を受賞。著書に『インドの時代』(新潮社)、『「リベラル保守」宣言』(新潮社)、『血盟団事件』(文藝春秋)、『親鸞と日本主義』(新潮選書)など、共著に『「利他」とは何か』(集英社新書)など。
お問い合わせ
親鸞展講演会事務局
(株)アサヒ・ファミリー・ニュース社
Tel.06‒6201‒0637
seitan850@asahi-family.com
※平日10時~17時/土・日・祝、年末年始12月29日~1月3日は休み