【うちのブカツ自慢】Vol.18 伊丹市立伊丹高等学校 吹奏楽部

ジャズフェスティバルで最高賞受賞

来年1月のたかつきスクールJAZZコンテストに向けて練習する部員たち

 市立伊丹高校(伊丹市)吹奏楽部が、〝ジャズの甲子園〟と呼ばれる中高生ビッグバンドの祭典「ジャパンステューデントジャズフェスティバル」高校生の部で、最高賞の神戸市長賞を2年連続で受賞した。さらに、優秀な奏者に贈られる個人賞に、同校の東沙恵良さん(3年、サックス)と渡辺七海さん(3年、トロンボーン)が選ばれた。

 今年は全国から50団体が参加したジャズフェスティバル。伊丹高校は3年26人が出場し、2曲を演奏。特に2曲目の「ザ ギャザリング スカイ」の難易度が高く、「ソロの楽譜が難しく、どのように吹くかギリギリまで悩みました。仕上がったのは本番1週間前。個人賞で名前を呼ばれたときは信じられなかった」と渡辺さんと東さんは笑う。

 「個人の技量はもちろん、皆で息を合わせるアンサンブルも重要。まとまりのある演奏が伊丹高校の強みです」と部長の二宮日花梨さん(2年、トロンボーン)。丁寧な演奏ができるように基礎練習も毎日行い、パート練習でアンサンブル力を磨く。副部長の深水瑛梨花さん(2年、サックス)は「お客さんにもジャズの楽しさを伝えられるような演奏をしたい」と話す。


【ブカツこぼれ話】

 日本のジャズ発祥地と言われる神戸。全国のジャズストリートの先駆けとなる「神戸ジャズストリート」は今年で開催37回目を迎えるなど、神戸を中心に兵庫県では多くのジャズイベントが開催されています。その影響もあってか、県内には伊丹市立伊丹高校の他にも、県立高砂高校、甲南中・高校、県立国際高校、蒼開中・高校、神戸市立六甲アイランド高校、神戸村野工業高校、県立尼崎西高校、神港学園高校など、ジャズバンドが活発に活動している高校が多数あります。

 市立伊丹高校吹奏楽部は、「ICHI☆ITA JAZZ Ensemble(通称イチイタ)」いうバンド名で、サックス(アルト・テナー・バリトン)、トランペット、トロンボーン、ギター、ベース、ドラム、ピアノのジャズビッグバンド編成で活動しています。創部当初はいわゆる通常の吹奏楽編成で取り組んでいましたが、13年前からビッグバンドに転向。今では地元でも有名なバンドになり、イチイタに憧れて入学する生徒もいるそうです。吹奏楽経験のある部員でも、本格的なジャズに取り組むのは初めての人が多く、ビッグバンドの編成に合わせて担当楽器が変わる部員もいます。2年の二宮日花梨さんもユーフォニウムからトロンボーンに転向。「ジャズの独特のリズムが難しかった。ジャズの曲をたくさん聞いてまずは耳から慣れるようにしました」と二宮さんは入部当初を振り返ります。

 8月のジャパンステューデントジャズフェスティバルを終え、3年の部員は引退。現在は1・2年で活動しています。来年1月には、第10回たかつきスクールJAZZコンテストに出場。このコンテストで最優秀に選ばれたバンドには、毎年5月に行われる「高槻ジャズストリート」のメイン会場である高槻現代劇場大ホールへの出場権が授与されるそうで、イチイタもコンテストに向けて日々練習に励んでいます。




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