【うちのブカツ自慢】Vol.19 松蔭中学校・高等学校 放送部

放送の全国大会で優秀賞に輝く

受賞作品「神戸×ノート」は大会の公式HPで視聴できる。「NコンWEB」で検索

 高校生が番組制作やアナウンスなどを競う第65回NHK杯全国高校放送コンテストのテレビドキュメント部門で、松蔭中・高(神戸市灘区)放送部が制作した「神戸×ノート」が全国参加550作品の中から優秀賞に輝いた。

 磯見京香さん(高3)、小山桃花さん(高3)、辻知花さん(高2)、菊原麻理奈さん(高1)の4人は、神戸市で50年以上前から市内の小学生に親しまれてきた学習帳「神戸ノート」が、地域によって認知度や使われ方に差があることに着目した。同級生や地元の人へ取材を進める中で、1995年の阪神・淡路大震災後、以前の神戸の風景が表紙にデザインされたノートを見直す動きが市民の間に自然発生で広がり、ノートが心のよりどころになってきたことを知った。番組では震災を知る市教育委員会の関係者らへのインタビューで当時を振り返るとともに、いまはノートを使う小学生が減ってきている現状を、約7分間にわたって淡々と紹介している。

 部長の田中ゆきさん(高2)は「松蔭は私たちの生活に身近なテーマを取り上げるのが伝統。来年も松蔭らしい番組を作りたい」と話している。

 


【ブカツこぼれ話】

 今回松蔭中学・高等学校が出場した“放送部の甲子園”と呼ばれるNHK杯全国高校放送コンテスト。アナウンス、朗読、ラジオドキュメント、テレビドキュメント、創作ラジオドラマ、創作テレビドラマの6部門の決勝は、東京のNHKホールで行われます。決勝でNHKホールの舞台に立つ、自分たちの作品を披露することが放送部員にとっての夢なんだそうです。
 松蔭高校が優秀賞を受賞した作品「神戸×ノート」は、大会の公式HPで視聴できます。

 松蔭中・高放送部の部員は、中学6人、高校5人。主な活動は、今回出場したNHK杯全国高校放送コンテストや近畿高等学校総合文化祭に出品する作品を制作しています。放送部のモットーは「皆で仲良く協同作業」。縦割りのチーム編成で、上級生と下級生が一緒に制作します。下級生は同じチームの先輩に取材方法や撮影、編集などを教えてもらい、経験を積んでいきます。取材・制作ではカメラや音声機材、編集機材などを使いますが、機材を触った経験はほとんどなく放送部に入部してから。体育大会などの学校行事を撮影してカメラの練習をしたりアングルの研究を重ねます。

 放送部に入部して何か変化はあった?と尋ねると、「テレビ番組の見方が変わりましたね。ニュース番組を見ていても、テロップの位置やアナウンサーの話し方に注目してしまいます」と話します。

 引退した高3の部員の中には、大学で専門的にメディアを学ぶ予定の生徒もいます。彼女たちが制作に携わったテレビ・ラジオ番組を見る日もそう遠くないかもしれませんね。




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カテゴリ: うちのブカツ自慢

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