R.シュトラウスの傑作オペラ「サロメ」を上演
6月8日(土)フェスティバルホール

リカルダ・メルべート
リカルダ・メルべート

 後期ロマン派を代表する作曲家、R・シュトラウスの没後70周年を記念し、オペラ「サロメ(演奏会形式)」が来年6月8日(土)15時からフェスティバルホールで上演される。指揮・音楽監督は尾高忠明、演奏は大阪フィルハーモニー交響楽団。

 物語の舞台は1世紀ごろの古代イスラエル。ヘロデ(領主)の寵愛(ちょうあい)を受ける義理の娘サロメは、庭の空井戸に幽閉されている預言者ヨカナーンに強い興味を抱く。井戸から引き出されたヨカナーンは、サロメにキスを求められるが、拒絶して自ら井戸に戻る。一方、うたげの席でヘロデに踊りをせがまれたサロメは、七つのヴェールをまとい妖艶(ようえん)な踊りを披露する。踊りの褒美にサロメが望んだものは……。

尾高忠明
記者発表で「サロメ」について思いを語る尾高忠明

 オスカー・ワイルドが書いた耽美(たんび)的な戯曲「サロメ」をもとに、R・シュトラウスが作曲した1幕のみのオペラ。初演時に衝撃と称賛を呼び、彼はこの作品でオペラ作曲家としての名声を確立した。今回は舞台装置や衣装を使わず、オーケストラがステージで演奏する演奏会形式で上演する。サロメの「7つのヴェールの踊り」は有名だが、過激な踊りや演出に目を奪われることなく、音楽そのものを楽しむことができる。尾高忠明は「激しい踊りや演出がないので、舞台上演以上に音楽的純度の高いものをお届けできると思う」と話す。難役・サロメを演じるのは、世界の名だたる歌劇場に出演するリカルダ・メルベート。ワーグナーやR・シュトラウス作品の代表的歌手として活躍する彼女が表現する官能と狂気に注目だ。
 第57回大阪国際フェスティバル2019の注目公演。実力派歌手が15人も顔をそろえる傑作「サロメ」。R・シュトラウスの神髄を、質の高い音楽で存分に楽しめそうだ。

 

第57回大阪国際フェスティバル2019
R.シュトラウス「サロメ」(演奏会形式/全一幕/原語上演・日本語字幕付き)
【日時】2019年6月8日(土)15:00開演
【会場】フェスティバルホール
【チケット】S席8,500円・A席7,000円・B席6,000円・BOX席14,000円・バルコニーBOX席17,000円(2席セット・電話予約のみ)・学生席1,000円

予約・お問い合わせは℡06-6231-2221、フェスティバルホール(10:00~18:00)




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