岡山県と広島県の特産品を集めた「せとうちパレット プレミアムマルシェ」が11月30日(金)と12月1日(土)の2日間、JR大阪駅のアトリウム広場(ノースゲートビル2階)で開かれている。
地域と連携し、瀬戸内エリアの価値向上をめざすJR西日本が多様な観光資源に恵まれた同エリアの魅力を大阪でPRしようと初めて企画。今年7月の西日本豪雨で被害を受けながらも、穏やかな海と温暖な気候の中で復興に向けて取り組む6店から、こだわりの逸品が勢ぞろいした。

岡山県からは備前焼で楽しむコーヒーや浅漬けオリーブ、蒜山ショコラなどのお菓子、おつまみが登場。瀬戸内を走る観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」のオリジナルグッズも売り出された。
広島県からはレモンや早生みかんなど名産の柑橘類、熊野化粧筆、かき醤油などが並び、JR西日本がプロデュースし、大崎上島で養殖されている高付加価値のカキ「オイスターぼんぼん」と車海老「とれ海老やん」も展示販売された。

JR岡山駅に駅ナカ店舗を開く脇山賢一さんは「瀬戸内にはおいしいものがたくさんあります。大阪の皆さまにも知っていただき、地域が元気になる活動を続けていきたい」と話していた。
12月1日は11~18時に営業。買い物をした先着600人に、10月に外国船が橋に衝突し通行制限の影響を受けた山口県周防大島のミカンがプレゼントされる。12時、14時、16時にはJR西日本岡山支社のキャラクター「くまなく・たびにゃん」が登場する。