台南から「光の絆」結ぶランタン約1,000個
大阪・中之島の夜空を飾る 12月25日(火)まで

 大阪のシンボルエリア・中之島がまばゆい光で包まれる「OSAKA光のルネサンス2018」が12月14日から始まった。中之島公園バラ園の西側一帯では、「光の交流プログラム=台南・光の廟てい(程のヘンが土ヘン)」が開かれ、台湾の元宵節(げんしょうせつ)を祝う約1,000個のランタンが、冬空のもと訪れる人を温かい光で迎えている。

約1,000個のランタンが夜空を彩る「台南・光の廟てい」=12月14日、大阪・中之島で

 市民の憩いの場である水辺と歴史的建造物を生かした催しが毎年繰り広げられるイベント。今年は大阪市中央公会堂の開館100周年を記念し、公会堂正面に光の“絵画”を投影する「ウォールタペストリー」などが多彩に開催されている。

 「台南・光の廟てい」は好評だった昨年に続いて実現。元宵節は正月の満月の日(旧暦1月15日)を祝う伝統行事で、中華圏では寺院前の広場をランタンで飾り、新年の多幸を願う風習がある。今年も中之島の夜空を彩るランタンは、この催しに向けて台南の市民が一つひとつ手描きし彩色した特別なもの。地元の名所や風物、雑貨などが個性豊かな筆致で仕上げられ、大阪と台南を“光の絆”で結んでいる。

ランタンは台南の市民が大阪との交流を願って手作りした

 さらに今年は台南の五つの寺院から、複数の第一級の絵師により製作された門神が登場。門神は門を守る神で、杖を持った神やエビやカニの冠をつけた神、華やかな装束に身を包んだ女性の神など、地域の厚い信仰心を感じさせる門神の容姿が見学できる。会場には担仔麺(たんつーめん)など台南名物が楽しめる屋台も並び、台南の観光情報を発信するテントも設けられている。

会場を訪れた俳優・保阪尚希さんも美しいランタンに感激

 14日の点灯式には、台湾ツウとして知られる俳優・保阪尚希さんも駆けつけた。保阪さんは「台南は安くておいしい食べ物がたくさんあり、情緒のある古い町並みも残っていて、もう何度も訪ねています。知らない魅力がいっぱいの台南へ出かけてほしいですね」と誘った。

台南と大阪の親善を深めたいと話す王時思局長

 台南市政府観光旅遊局の王時思局長は「台南はグルメの宝庫。人も温かく、とても楽観的で、大阪に似ているかもしれません。今年、大阪は自然災害もありましたが、台南の温かい気持ちを感じていただければうれしいですね」と話していた。

 大阪・関西空港と台南の間は、チャイナ エアラインが直行便を週2便運航。台北線、高雄線と合わせて、観光やビジネスに日本と台湾を便利につないでいる。

 「台南・光の廟てい」は25日(火)まで。17~22時に点灯されている。




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
カテゴリ: レジャー

あなたにおすすめの記事