JR新大阪駅に外国人向け総合案内所オープン
観光・鉄道案内を一体的に提供 関西の玄関で魅力発信

 外国人観光客が増える中、観光案内や旅行相談、チケット販売などのサービスを多言語で一体的に提供する「トラベルサービスセンター新大阪」が、JR新大阪駅3階コンコースに8月1日オープンした。

 東海道・山陽新幹線の中央口改札の斜め向かいにお目見えしたセンターは広さ約115㎡で、大阪府、大阪市、大阪観光局とJR西日本が連携して開設した。3つのカウンターは英語、中国語、韓国語、日本語に対応し、大阪観光局は観光案内や旅行に関する総合相談、観光地パンフレットの配布を担当。JR西日本は鉄道の運転時刻や運賃、料金などの問い合わせに対応し、訪日外国人向けに販売する各種レールパスの発売や引き換えをする。また、グループの日本旅行が観光バスプランなどを取り扱う。

「トラベルサービスセンター新大阪」の開業を祝ってテープカットする吉村洋文・大阪府知事(写真右から4人目)、松井一郎・大阪市長(同3人目)ら代表者=8月1日、JR新大阪駅で

 1日午前には、大阪府の吉村洋文知事、大阪市の松井一郎市長らが出席して開業式典が催された。吉村知事は「関西空港と並んで西日本の玄関口である新大阪駅に、すばらしい大阪、関西の魅力を発信できるスポットができてうれしい。大阪らしいおもてなしで、外国人をお迎えしていきたい」と挨拶。松井市長も「海外の個人旅行者が増えている。ラグビーW杯、東京五輪、大阪万博とイベントが目白押しなので、日本中を楽しんでもらえる拠点になることを期待する」と話した。

 JR西日本の駅に外国人を対象にした総合案内所ができるのは大阪駅に次いで2カ所目。式典に出席した同社の来島達夫社長は「新大阪は新幹線、在来線、地下鉄の重要な鉄道の結節点です。インターネット予約や多言語での案内を一層充実させ、外国からのお客様をしっかりお迎えできる態勢を整えていきたい」と述べていた。

ポルトガルから訪れた旅行者は広島への行き方を訪ねていた

 開業後、さっそく立ち寄ったポルトガルからの男性旅行者は「日本のサービスはとてもレベルが高い。広島の宮島への行き方を親切に教えてくれて助かりました」と笑顔を見せ、新幹線乗り場に向かっていた。

 大阪観光局のスタッフによると、欧米からの旅行者は公共交通機関の経路に関する質問が目立つ一方、アジアからの旅行者は具体的な店の場所や割引きチケットの有無について尋ねられることが増えるなど、きめ細かい対応が必要になっているという。新大阪駅では案内所のほか、外貨両替や手荷物の一時預かりや発送サービスなども展開されており、JR西日本ではJR東海とも協力しながら、機能を強化してきたいとしている。

 「トラベルサービスセンター新大阪」の営業は8~22時。年中無休。




※上記の情報は掲載時点のものです。料金・電話番号などは変更になっている場合もあります。ご了承願います。
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