毎日運行の「パンダくろしお」に新ラッピング車
アドベンチャーワールドの動物たちとSDGsを発信

JR西日本は、和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド(AWS)」で人気の動物たちを車体にデザインしラッピングした「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」の運行を始めた。初日の7月23日には始発の新大阪駅で駅員らが横断幕で乗客を見送った。

「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」を駅員たちが横断幕で見送った=7月23日、新大阪駅

「パンダくろしお」としては、「パンダくろしお『Smile アドベンチャートレイン』」2編成に続く3編成目となる同列車。国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにデザインし、多様で持続性あふれる安全・安心で豊かな未来に貢献したいというAWSとJR西の両社の思いを表現した。

287系6両編成の列車前面には、次世代に笑顔をつなぐ象徴として、AWSで一番の人気者ジャイアントパンダの親子が登場。SDGsの17ゴール(目標)のうち6テーマを選び、各車両の側面はシマウマ、ホッキョクグマ、ペンギンなどAWSの動物たちと家族がふれあう様子を写真イラストで飾り、人間と動物、自然が豊かに共生する世界観が発信されている。車内の座席もグリーン席、女性専用席を除き、パンダ親子をイメージしたオリジナル座席ヘッドカバーを掛ける念の入れようだ。

車体の側面にもパンダをはじめ様々な動物が描かれている

「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」は、「パンダくろしお『Smile アドベンチャートレイン』」と合わせ、京都・新大阪~和歌山・白浜・新宮間を運行。くろしお3、6、25、26号は今年3月から「パンダくろしお」として毎日運行されており、この4本以外に運行される「パンダくろしお」の時刻・列車は前日にTwitterで発表される。

運行開始を見守った新大阪駅の福江直広駅長は「家族連れの皆様のご利用も多く、久しぶりに子どもたちの笑顔を見られてうれしかったです。感染症対策を万全にし、お客様に安心してお出かけいただける取り組みを進めたい」と話していた。

「パンダくろしお」のお弁当も発売!

駅弁の老舗「淡路屋」(本社・神戸市東灘区)は「パンダくろしお『サステナブル Smile トレイン』」の運行を記念し、「パンダくろしお弁当」を8月4日(火)から発売する。

パンダくろしお弁当(淡路屋提供)

パンダを模したかわいいおにぎりと、オムレツやスパゲティーなど子どもたちに人気のメニューを詰め込んだ。パンダにちなみ、デザートには笹餅が。包み紙は列車と同じ親子パンダの絵柄にし、SDGsの17色のテーマカラーも配した。「おにぎりは手作りなので、パンダは同じ表情が二つとありません。旅のお供にほっこり味わって」と担当者は期待する。

価格は600円(税込み)。新大阪、大阪、京都、新神戸、神戸、西明石の各駅の同社売店などで買える。

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