新大阪と奈良が直結 観光交流に期待高まる
JRおおさか東線全線開業 式典や歓迎イベント

 JRおおさか東線が3月16日に全線開業し、北大阪が大阪東部、さらに奈良とつながる新たな鉄道ルートが誕生した。新大阪駅では記念式典が開かれ、新大阪と最短約55分で直結することとなった奈良駅でも歓迎のイベントでにぎわった。

記念式典が開かれた新大阪駅では、駅長の合図とともに奈良行きの一番列車が出発した

 新大阪では同日の奈良行き直通快速の一番列車の発車時刻に合わせ、記念式典が開かれた。JR西日本、大阪外環状鉄道、国土交通省、大阪府、大阪、東大阪、八尾の沿線各市の代表者らが出席し、テープカットの後、くす玉を割って新線の全線開業を祝った。新大阪駅長が高く手を掲げ、出発合図をすると、多くの鉄道ファンらが見守る中、快速列車が発車した。

 JR西日本の来島達夫社長は「計画から40年かかり、長く待たれていた路線です。安全に運行し、多くの方に利用いただくことで、大阪と奈良の交流を促進していきたい」と話していた。

 新大阪駅には今後、関西空港と結ぶなにわ筋線、リニア中央新幹線、北陸新幹線が乗り入れる計画があり、西日本の交通の中枢として機能強化が期待されている。来島社長は「鉄道建設は長い時間がかかりますが、ネットワークを着実に整備していきたい」と述べた。

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 新線開業で新大阪から直結したJR奈良駅では3月16日、マスコットキャラクターや関係者が一堂にそろい、直通快速などで到着した観光客を出迎えた。

奈良駅ではマスコットキャラクターらが勢ぞろいして観光客を出迎えた

 「ようこそ、奈良へ。」と書かれた横断幕を持ってコンコースに並んだのは、奈良県マスコットキャラクター の「せんとくん」、奈良市観光協会マスコットキャラクター「しかまろくん」など、JR沿線を中心に県内各地から駆けつけたキャラクターたち。観光パンフレットのほか、キャラクターグッズや三輪そうめんなど名産品も配られ、改札口から出てきた観光客は盛大なもてなしに笑顔を見せていた。

 JR西日本はおおさか東線の全線開業を記念し、社寺、奈良県、奈良市観光協会などと連携し、「はじまる、つながる、奈良の旅」キャンペーンを6月30日まで開催。法隆寺、春日大社などで特別な法話や鑑賞などキャンペーン限定企画を用意している。




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