オランダの画家・版画家・デザイナーの日本初回顧展「エッシャーが、命懸けで守った男。メスキータ」 4月4日(土)~6月14日(日)西宮市大谷記念美術館

《ヤープ・イェスルン・デ・メスキータの肖像》1922 木版

  オランダが誇る画家・版画家・デザイナー、メスキータの日本での初回顧展「エッシャーが、命懸けで守った男。メスキータ」が4月4日(土)~6月14日(日)西宮市大谷記念美術館(阪神香櫨園)で開かれる。東京ステーションギャラリーで昨年6月~8月に開かれ約4万8千人を動員した話題の展覧会の巡回展で、関西の会場は同館だけ。
 サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ(1868~1944)はオランダのアーティスト。ポルトガル系ユダヤ人の家庭に生まれ、画家、版画家、装飾美術のデザイナーとして活躍した。一方で美術学校の教師として多くの学生を指導し、中でもM.C.エッシャーに大きな影響を与えた。ユダヤ人だったメスキータは1944年にアウシュビッツの強制収容所へ送られ、家族もろとも殺される。アトリエに残された作品をエッシャーや友人たちが持ち帰って命懸けで保管し、戦後すぐに展覧会を開催。近年ヨーロッパでは全作品目録が発行され、相次いで展覧会が開かれるなど評価が高まっている。2018年は生誕150年、2019年は没後75年。これを機に、知られざる画家メスキータの画業を日本でも本格的に紹介することになった。
 作品の最大の魅力は木版画の力強い表現。人物や動植物を題材に、白黒のコントラストを強調した版画のほか、想像力のおもむくままに筆を走らせたドローイングなど、見る者に強い印象を与える作品が多い。

《シマウマ》1918 木版

 
 入館料は一般1000円、高大生600円、小中生400円。10時~17時(入館は16時30分まで)、休館日は水曜(4月29日、5月6日は開館)と4月30日(木)、5月7日(木)。℡0798・33・0164

 展覧会の詳細、講演会、ワークショップなどの関連イベントはHPで
http://otanimuseum.jp/exhibition_200404.html

《ファンタジー:稲妻を見る二人》1914 木版



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