「南吹田駅」16日(土)開業 地域の拠点へ視線熱く
JRおおさか東線 新大阪へ利便性アップ

 JRおおさか東線が16日(土)に全線開業し、吹田市に新しい駅「南吹田駅」がお目見えする。神崎川を挟んで大阪市に接し、阪急や地下鉄の駅から距離があった同駅周辺は利便性が飛躍的に向上。市とJRは南部の地域拠点として熱い視線を注いでいる。

地域住民向けに先行公開された南吹田駅

 おおさか東線は従来の貨物線を旅客化。新大阪(大阪市淀川区)から久宝寺(八尾市)まで約34分で結ぶ。今回、放出(大阪市鶴見区)から北の約11・1㌔が完成して全線開業。南吹田、JR淡路、城北公園通、JR野江、鴫野の5駅が設置され、阪急、地下鉄、京阪などとの乗り換えが便利になる。

 南吹田駅は高架上に対面式の2つのホームが造られた。駅舎は「神崎川と水路の風景」をコンセプトにデザイン。1時間あたり、おおむね上下各4本の普通列車が停車。JR西日本は1日あたり約9400人の乗降を見込む。

駅前には交通広場が整備されている

 新駅設置に合わせ、吹田市は2009年に同地域のまちづくり基本計画を策定。計画作りには、駅に近い吹田南、吹田第六小学校の4年児童(当時)のまちづくり学習の成果も一部に取り入れ、整備を進めてきた。緑化やイルミネーションのイベントには住民も参加。駅前には交通広場が造られ、西側を通るJR京都線の線路をくぐる都市計画道路により、江坂方面へも抜けられるようにした。

 JR西日本の期待も大きい。同社の川井正・大阪支社長は「新大阪から3分という立地は関西でも貴重で、大きく様変わりするのではないか。ネットワークを充実させていきたい」と話している。




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カテゴリ: 地域

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