日本の古代史に大きな足跡を残した聖徳太子。推古天皇の摂政として、国の礎を構築するとともに、遣隋使を派遣するなどして大陸から制度や文化を積極的に取り入れました。また、当初は支配者の思想として導入した仏教はさまざまな分野に影響を及ぼしました。国家プロジェクトとしての平城京の実現に至るまでの歴史をひもとき、聖徳太子と国際交流が国づくりにどんな遺産を残したかを探ります。
1980(昭和55)年北海道生まれ。2002年北海道大学文学部卒業。08年九州大学大学院人文科学府 博士後期課程単位取得退学。 14年から現職。著書に『古代日中関係史-倭の五王から遣唐使以降まで』『古代アジア世界の対外交渉と仏教』。
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